39歳で初々しく職場に飛び込んだ女性社長の物語
ふとした転機から、39歳という年齢で専業主婦からの脱却を果たした藤崎忍さん。彼女が書き下ろしたエッセイ『39歳、初就職。』が、いよいよ2025年11月27日に発売されます。この本は、彼女自身の波乱万丈な人生を振り返りつつ、仕事や生き方についての深い考察を提供してくれます。
生活の変化から新たな道へ
藤崎さんの人生は、夫の病をきっかけに大きく変わります。彼女は39歳という高齢で初めての就職活動を始め、専業主婦から社会へと踏み出します。まず就職したのは渋谷109のアパレルショップでした。そこで、小さな改善を重ねつつ、売り上げを倍増させる実績を残しました。しかし、転職を余儀なくされる状況が訪れます。
その後、彼女は新橋に居酒屋を開店。居酒屋は瞬く間に人気店となり、さらには夫の介護をしながら2軒目の出店にも挑戦。多くの人々に支えられ、常連客の信頼を得ることによって、さらなる飛躍の機会が得られました。
ドムドムハンバーガーとの運命的な出会い
居酒屋での成功を収めたものの、藤崎さんは新たなチャレンジとして、ドムドムハンバーガーの新商品開発を担当することになります。これも運命的な出会いでした。彼女が手がけた「厚焼きたまごバーガー」は、大ヒットを記録し、なんと就任からわずか9ヶ月で社長の座に上り詰めることとなったのです。
3年目には企業の黒字化を果たし、経済的にも成功を収めました。そんな彼女が今の時代に必要な仕事哲学とは何か、人や感情を大切にしながらの職場環境作りに対する思いや葛藤が、本書にじっくりと描かれています。
温かさと人間味に溢れた言葉
藤崎さんは、仕事と感情を切り離せない存在だと語ります。特に、彼女自身が数々の困難や挫折を経験し、それを乗り越えてきた過程が、多くの人々に温かい感動を与えることでしょう。彼女の言葉には、社会で生きるすべての人にとっての共感が宿されています。
この本では、「食っていくため」に働くことの難しさや、他者との関係性の大切さについても深く触れています。感情を持った他者としての自分、そして自分を大切にしながら「いい仕事」をするためには何が必要なのか、その問いに向きあった彼女の語りに、多くのヒントが詰まっています。
感謝を込めた特別プレゼントも
『39歳、初就職。』の発売を記念して、感謝の気持ちを込めて「39(サンキュー)どむぞうくん」にちなむオリジナルグッズのプレゼント企画も用意されています。この機会を逃さず、ぜひ感想を応募して特別なアイテムを手に入れてください。
また、書店での購入特典として「39(サンキュー)どむぞうくん」のオリジナルステッカーも用意されています。藤崎さんの人生や思想に触れながら、特別なアイテムも楽しめる内容となっているのです。
地元や全国の書店で
このエッセイは、全国の書店でお求めいただけます。藤崎忍さんの実際の経験から生まれた一冊は、地域で働く女性や人生の転機を越えてみたいと考える人々に、心強い励ましを与えてくれることでしょう。ぜひ手に取って、彼女の物語に触れてみてください。