新たなIPビジネス合意
2025-05-07 14:34:56

中国・日本のキャラクターIPビジネスを推進する新たな協業合意

新たなIPビジネスの可能性に向けて



閲文グループ、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、空間機構の3社は、キャラクターや物語といった知的財産(IP)を活用した新たなビジネス展開に関する基本合意を2025年5月7日に締結しました。これにより、日中の文化やエンターテインメントの可能性を最大限に引き出す取り組みが始まります。

グローバルなIP展開の潮流



最近、国や言語の壁を越えるIPのグローバル展開が急速に進んでいます。閲文グループは、中国国内で数億人を超える読者を擁し、オンライン小説やIP運営において圧倒的な存在感を示しています。彼らが手掛けるプラットフォームには、人気作品が多数あり、漫画化やアニメ化、映画化といった多様なメディア展開が行われています。

一方、CCCは日本全国で生活者にエンターテインメントを提供する企業であり、独自の企画力を活かして新たなビジネス機会を創出しています。空間機構は、日中間のコンテンツビジネスにおいて豊富な経験を持ち、両国間の文化的な架け橋となることを目指しています。

この3社がそれぞれの強みを結集させることで、日中のIPビジネスにおける新たな機会を創出し、クリエイターや作家にとって新たなチャンスが生まれることが期待されます。

大阪での展開とクリエイター支援



具体的な取り組みの一環として、今年の夏には大阪・戎橋に位置する「TSUTAYA EBISUBASHI」にて、閲文グループの人気作品をテーマにしたポップアップストアをオープンする予定です。このポップアップストアでは、人気キャラクターや作品に関連する商品が販売されることでしょう。

さらに、CCCが主催する小説投稿コンテスト「ノベルフォーミュラ日本GP」を通じて、日本の作家やクリエイターを支援します。受賞した作品は、縦型動画や漫画、アニメ、ドラマ、ゲームといった様々なメディアに展開される考えがあり、クリエイターに新たな作品発表の舞台を提供します。

日本のIP市場にとっての意義



本協業は、日本の作家やクリエイターに対して、国際的なプラットフォームで作品を発信する新たな機会を提供すると同時に、日本国内のIP市場の活性化にも寄与することが期待されます。グローバル市場で成功を収める日本発のコンテンツ創出を支援し、新たなIPビジネスの可能性を模索していく姿勢が評価されています。

まとめ



今回の基本合意は、日中のエンターテインメント業界に新たな風を吹き込むものであり、今後の展開が楽しみです。これからのIPビジネスの発展において、各社の取り組みがどう実を結ぶのか、見逃せないポイントが多いと言えるでしょう。


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