布施明公演レポート
2025-07-23 18:32:53

布施明、日本武道館公演からの感動の模様をお届け!

布施明、日本武道館公演レポート



2024年にデビュー60周年を迎える布施明。彼の初の日本武道館での公演が、2025年5月7日に行われました。この特別な日に向けた公演が、WOWOWで独占放送されることが決定。表現豊かな彼のパフォーマンスは、観客の心を掴むことでしょう。

厳かなスタート


公演は、厳かな鐘の音と太鼓の力強い響きから始まりました。7000人を超える観客が見守る中、布施は黒いフォーマルな装いのまま登場し、一瞬の静寂が会場を包みました。そのまま彼は、ノーマイクで「MY WAY」を歌い始め、観客の心を捉えました。続いての「君は薔薇より美しい」では、軽やかなステップを踏みながら、彼の圧倒的な歌唱力を披露。観客もその盛り上がりに圧倒され、場内の熱気は一気に高まりました。

新曲と感謝の瞬間


「追憶」を歌った後、布施はセンチメンタルな曲「故郷(ふるさと)」のフレーズをハーモニカで紡ぎました。次に披露された新曲「旅のいのり」では、彼の歌に込められた“歌うことの意味”が響き渡ります。そして「武蔵野 On My Mind」では、アコースティックギターの伴奏に合わせて故郷への想いを激しく感じさせるパフォーマンスを展開。

「この公演にお越しいただき、ありがとうございます」と感謝の気持ちを表現した布施。観客の拍手が会場全体に満ちあふれ、彼の歌に寄せられる熱い思いが伝わってきました。

メドレーで振り返るキャリア


布施は、オリジナル曲の特別メドレーを披露しました。これには『仮面ライダー響鬼』のテーマ曲「少年よ」、1974年のレコード大賞受賞曲「積木の部屋」、そして「愛は不死鳥」など、彼の代表曲が多数含まれていました。観客は、彼の楽曲ごとの異なる魅力に感嘆の声を上げていました。このメドレーは時代を超えた彼の楽曲の広がりを証明するものでした。

コメディーと感動


布施は続けてコメディーの要素を取り入れたパフォーマンスに移行。「Mr. Bojangles」や「ピエロ」では、彼が演じるキャラクターに命を吹き込むように、表情で観客を楽しませました。老いと悲しみをテーマにした歌を通じて、彼の深い理解と感受性が感じられ、観客は笑いと涙をともにしました。

力強い言葉と歌


公演の終盤、彼は力強く「道はまだまだ先に伸びております。この道をもう少し歩いていきたいと思っています」と宣言。その言葉には、これからの歩みに対する強い意志が感じ取れました。次に「慟哭」や「1万回のありがとう」を歌い、彼の長い旅路を見つめ直す瞬間が訪れました。

終わりと始まり


最後に、布施は「MY WAY」をフルコーラスで熱唱し、観客全体が彼と一つとなりました。その後、再び登場し「You Raise Me Up」を歌った際には、金銀の紙吹雪が舞い落ち、感動が会場全体を包みました。彼の歌声は、観客の心に残る深い感動を与えました。これまでの60年を振り返りながらも、彼の旅はまだまだ続いていくと感じさせる公演でした。

今後も彼の活動に注目し、布施明がどんな新しい感動を届けてくれるのか、目が離せません。


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