糸による隆鼻術の新たな研究成果が国際ジャーナルに掲載

2025年5月、TCB東京中央美容外科の田村貴彦医師を中心にした研究チームが、国際医療ジャーナル「Plastic and Reconstructive Surgery-Global Open」に論文を発表しました。その内容は、糸を用いた隆鼻術における異なる挿入方法がもたらす隆鼻効果の違いについて定量的に検証したものです。

背景

糸による隆鼻術は、ダウンタイムが少ないことから高い人気を誇る施術です。しかし、挿入方法の違いが隆鼻効果にどのような影響を与えるのかについて、これまで十分な研究は行われていませんでした。本研究では、3次元画像解析装置を用い、具体的な数値をもとにその差異を明確にすることを目指しました。

研究方法

2024年2月から5月にかけて、糸による隆鼻術を受けた患者6名を対象に調査が行われました。患者は「鼻中隔のみ挿入群」と「鼻中隔および鼻背部挿入群」という2つの群に分けられ、それぞれの挿入方法による隆鼻の効果を比較しました。

- Group S: 鼻中隔のみ挿入群
- Group SD: 鼻中隔および鼻背部挿入群

結果と考察

研究の結果、挿入方法の違いにより、明確な隆鼻効果の差が確認されました。これは、患者の希望に応じたより適切な施術方法の選択につながる可能性があります。また、短期間での回復が求められる現代において、糸を用いた施術が有効であることを改めて証明しました。

TCBの取り組み

TCBは、全国に105院を展開し、身体に優しい美容医療の提供を目指しています。患者の「キレイを幸せに」という理念に基づき、単なる外見の向上だけでなく、心の満足をも追求しています。今後も、患者目線の施術と徹底したカウンセリングを通じて、より信頼されるクリニックを目指していきます。

さらに、TCBは多くの学術研究を行っており、その一環として今回の研究も位置づけられています。今後も美容医療分野での新たな知見を発表し、医療の発展に寄与していく予定です。