岡山大学文明動態学研究所 第50回RIDCマンスリー研究セミナーのご案内
国立大学法人岡山大学が主催する第50回RIDCマンスリー研究セミナーは、11月19日(水)12:00から13:00にオンラインで開催されます。今回のテーマは「後期銅石器~前期青銅器時代の中央アナトリア-キュルテペ遺跡の発掘調査成果から-」です。
このセミナーでは、徳島大学大学院 社会産業理工学研究部の山口雄治准教授がスピーカーを務め、アナトリア地域における重要な考古学的発見について紹介します。特に、キュルテペ遺跡の調査成果が、銅石器から青銅器時代にかけての物質文化について新たな視点を提供することに焦点を当てます。
セミナーの概要
アナトリア中央部の歴史的背景を理解するためには、銅石器および青銅器時代の研究が欠かせません。これらの時代は、メソポタミア地方における都市の成立と関連しており、西アジアにおける文明形成の重要な一端を担っています。しかし、この地域の考古学研究には多くの未解決の問題が残されており、新たな発見が期待されています。
過去15年以上にわたり続けられているキュルテペ遺跡の発掘調査は、こうした課題に対する有力な回答を提供するものであり、発表ではこれまでの調査経過とともに最新の発見が共有される予定です。
参加方法
セミナーは無料で、どなたでもオンラインで参加可能です。参加希望の方は、以下のフォームから事前に申し込みをお願いいたします。申し込み後、参加用のURLが送信されますので、事前にご準備ください。
参加登録フォーム
日時・場所
- - 日時: 2025年11月19日(水)12:00~13:00
- - 場所: オンライン(Zoomを使用)
このセミナーは、実際に研究に関与する教員たちが新たな研究成果について報告し、意見を交換する貴重な機会でもあります。興味を持つ方はぜひ、気軽に参加してみてください。
岡山大学文明動態学研究所について
岡山大学の文明動態学研究所(RIDC)は、2021年に設立された比較的新しい研究拠点であり、人文社会科学において優れた研究を促進することを目指しています。この研究所は、地域社会のニーズに応じた研究を進め、共育共創の活動を通じて地域に貢献することを目的としています。
これからもこのようなセミナーを通じて、地域の学術活動を活性化し、多くの方々に興味を持っていただけるよう努めてまいります。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。