令和8年度、2026年4月に開校予定の義務教育学校「庄内よつば学園」の校歌がこの度完成し、1月27日(月)に受領式が行われました。市内において新たに開校されるこの学校は、庄内地域の4つの学校(庄内南小学校、庄内西小学校、千成小学校、第七中学校)を再編成し、9年間を通じて一貫性のある教育を提供することを目指しています。
今回の校歌は、本市出身の有名作曲家兼ピアニストの西村由紀江さんの手によるものです。西村さんは昨年、第38回日本ゴールドディスク大賞において「インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞しており、地域の音楽活動にも積極的に関与されています。特に、地元の「とよなかピアノ事業」にも協力しており、その活動を通じて音楽の普及と振興に尽力しています。
歌詞の制作は、作曲家であり作詞家でもある相花奈音さんが手掛けました。大阪音楽大学を卒業し、音楽に携わる彼女の作品には、しばしば心温まるメッセージが込められています。今回の校歌には「音楽のようにこの先ずっと一人一人の心(音)がつながる、幸せ溢れる学校になってほしい」という願いが表現されています。これは、未来に向けた希望を込めた歌詞となっており、校歌が子どもたちの成長を支える役に立つことを願っています。
3月3日(月)には、庄内よつば学園に再編成された各学校で、この新しい校歌が初めて披露される予定です。生徒たちにとって、この校歌は彼らの学びや成長を見守る存在となることでしょう。音楽と共に過ごすことで、心豊かな人生を育むことを願っています。
庄内よつば学園は、義務教育の9年間を通じて、子どもたちの育ちと学びをつなげるために、学年ごとに4年、3年、2年の3つのステージに分けて、細かな指導を行う仕組みを採用しています。この一貫した教育プログラムは、子どもたちがしっかりとした基盤の上に成長できるよう設計されています。
開校を楽しみに待ちながら、地域住民や保護者、そして未来の生徒たちがこの学び舎で得られる経験を心待ちにしています。新しい校歌がそっと寄り添い、学校生活に彩りを添えることでしょう。今後の展開に期待が高まります。