阪急うめだ本店で辻野清和の初個展『MANGA is art?』が開催

阪急うめだ本店で辻野清和の初の個展が開催

芸術やデザインに触れる楽しさを追求するイベント「Osaka Art & Design」に合わせ、阪急うめだ本店の8階プロモーションスペース81にて、人気イラストレーター・辻野清和の初となる個展『MANGA is art?』が開催されます。展示期間は5月28日（水）から6月5日（木）までの9日間となっており、入場は無料です。さらに、辻野氏本人が在廊する時間は午前11時から午後5時までですが、変更の可能性もありますのでご了承ください。

個展のテーマ「MANGA is art?」

この個展は、漫画とアートの境界を問いかける作品を通して、何がアートで何が漫画であるかを考えるきっかけを提供します。辻野の作品は、シルクスクリーン技法を用いたモノクロの原画や、人物が描かれた温かみのある黄色ベースの作品が特徴です。ちょっとしたお買い物感覚で、アートを楽しめる提案がなされており、海外のコミックを思わせるユニークなパッケージでの展示が、作品を見る楽しみをさらに引き立てています。

また、作品にはシルクスクリーンによる微妙な違いがありますので、来場者は自分だけの特別な一枚を見つけることができるでしょう。「MANGA2025-page20」や「STAND BY MY」など、人気作品が数多く展示される予定です。特に、背景の黄色と少年少女を主体に描かれた作品は、記憶を呼び起こすようなセンチメンタルな風合いを醸し出しています。

限定グッズの販売

個展の特別企画として、辻野清和が描き下ろしたイラストアートを使用したシルクスクリーンプリントのTシャツも販売されます。この商品は5月31日（土）と6月1日（日）の二日間での受注販売となっており、各日午前11時から午後5時まで、プリント工場の職人がその場でシルクスクリーン印刷を実演します。この機会に、オリジナルのTシャツを手に入れることができます。また、自分自身で印刷することも可能で、参加者には特別な体験が待っています。

TシャツのサイズはS、M、L、XLから選べ、価格は8,800円。商品はイベント終了から2～3週間後にお渡し予定です。このイベントで体験できるアートの魅力は、年齢や性別を問わず多くの人々に楽しんでもらえるものとなっています。

辻野清和について

辻野清和は、1982年に大阪で生まれ育ったイラストレーター/アーティストです。2019年以降はフリーのイラストレーターとして、広告や挿絵などの分野で幅広い活動を展開し、2020年には『Unknown Asia』で紀陽銀行賞を受賞しました。2023年には、自己初の原画展示を行い、シンプルで魅力的な人物画を中心に作品を発表しています。

ぜひ、彼の独特な視点を持つアートの世界を体感しに、阪急うめだ本店へ足を運んでみてください。彼の作品を通じて、漫画とアートの新たな理解を得ることができるかもしれません。アートが持つ力や美しさを間近で感じられる貴重な機会です。