プロトフェス2025
2025-01-31 15:38:55

近畿大学デザイン研究所主催のプロトフェスで注目のキャップ回収BOX

近畿大学デザイン研究所主催のプロトフェスで注目のキャップ回収BOX



2025年1月22日、近畿大学デザイン・クリエイティブ研究所が主催する「フライ・オン・プロト・フェス2025」が開催され、特に注目を集めたのが「キャップ回収BOX」のプロトタイプでした。このイベントは、イノベーション・プラットフォームとして、多様なアイデアやプロトタイプが披露される場となり、環境問題への意識を高める絶好の機会となりました。

キャップ回収BOXの目的と役割



アースケア推進グループが開発したこの回収BOXは、参加者に使用済みのペットボトルキャップをリサイクルに回してもらうことを目的としています。来場者は、このBOXにキャップを投げ入れるという体験を通じて、リサイクルの重要性を感じることができました。さらに、プロジェクトの概要を説明する20秒ピッチも行われ、出展団体間で活発な意見交換が行われました。

このイベントでは、アースケア推進グループや学生、企業間の垣根を越えたアイデアの共創が促進されました。出展企業の中には、回収BOXを通じたエコ活動に取り組む団体が多数参加し、来場者からのフィードバックをもとに今後の改良が進められています。これにより、より効果的な分別回収が期待されています。

キャップ回収BOXがもたらす行動変容



キャップ回収BOXの背後には、近畿大学経営学部の廣田章光教授による共同研究が存在しています。この研究は、ペットボトルのキャップが分別されずに捨てられている現状を打破するために、人々の行動を変える戦略を模索しています。

このBOXは、来場者が手軽にキャップを外し、分別を促す仕組みを取り入れています。例えば、普段はキャップを付けたまま捨ててしまうところを、意識的にキャップを外してBOXに入れる行動が奨励されます。このような取り組みを通じて、参加者がいかにリサイクルに関心を持つかが評価されています。

プロトフェスの魅力とREBORN CAP PROJECT



また、フライ・オン・プロト・フェスはNTT西日本が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」で開催され、多様なアイデアが集まりました。このイベントは、さまざまなバックグラウンドを持つ参加者が自らのプロトタイプを紹介し、互いのアイデアを評価し合う場でもありました。このように、アイデアを育てるための貴重なフィードバックも得られる環境が整っています。

さらに、キャップ回収BOXに関連した「REBORN CAP PROJECT」は、回収率が低いペットボトルキャップを積極的にリサイクルすることを目指しています。アースケア推進グループは、全国の企業や団体との協力を通じて、モノを大切にする社会を実現するための取り組みを進めています。

最後に



「フライ・オン・プロト・フェス2025」で体験した「キャップ回収BOX」は、環境問題に対する新たなアプローチを提供するものでした。このイベントを通じて、多くの人々がリサイクルの重要性を再認識し、社会全体が環境を意識して行動するきっかけとなることを期待しています。今後のキャップ回収BOXの進化に注目したいですね。


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