エシカルジュエリーブランド「HASUNA」の白木夏子さん
「エシカルジュエリー」という言葉が聞かれるようになったのは、ここ数年のことですが、その取り組みはますます注目されています。そんな中、「HASUNA」代表の白木夏子さんは、ジュエリーの魅力を通じて、世界の貧困問題に向き合うという熱い思いを語っています。
幼少期からの創作活動
白木さんは幼い頃から、洋服やアクセサリーを自ら作ることに情熱を注いできました。この時期の体験が、後の彼女の人生に大きな影響を与えることになります。自分の手で形にする喜びが、今のジュエリーブランドへとつながっています。
世界の貧困に目覚めたきっかけ
短大生時代に、世界の貧困問題に関するドキュメンタリーを観たことで、白木さんは強い衝撃を受けます。この経験が、彼女をイギリスの大学へと導くきっかけとなり、国際協力について学ぶ道を選びました。また、夏休みに訪れたインドで目にした現実は、彼女にとってショッキングなものであり、企業を起こす大きなモチベーションとなりました。
学び舎での努力と経験
イギリスのロンドン大学を卒業した白木さんは、国連人口基金やアジア開発銀行研究所でのインターンシップを経て、世界の現実を直に学びました。これらの経験は、「HASUNA」を立ち上げるための原動力となっていきます。
「HASUNA」設立の背景
帰国後、投資ファンドでの勤務を経て、白木さんはついに「HASUNA」を設立します。ここでは、労働者に適正な賃金が支払われる環境で作られた宝石を素材にしたジュエリーを販売しています。彼女は、美しさだけではなく、背後にあるストーリーや価値を大切にしており、その信念が多くの支持を集めています。
伝えたいメッセージ
白木さんは、エシカルなライフスタイルを提唱し、自らのブランドを通じてそのメッセージを広めようとしています。彼女は、ジュエリーがもたらす美しさだけでなく、その制作過程における人々の苦労や喜びを感じてほしいと語ります。これにより、消費者が製品を選ぶ際に、真の価値を見極められるようになることを願っています。
ラジオ番組『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』でのインタビュー
1月19日と26日の日曜日には、TBSラジオの番組『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』で、白木さんの人生や「HASUNA」の取り組みについて深掘りされます。この機会に、彼女の熱い思いや思考に触れることができる貴重な時間となるでしょう。
白木さんのストーリーは、多くの人々に勇気やインスピレーションを与えるものです。興味を持った方は、ぜひ番組をお聞き逃しなく!
彼女の言葉を聞いて、エシカルな選択の大切さを感じるきっかけにしてください。