留学のための危機管理
2025-06-29 10:26:15

岡山大学が留学予定者向けに危機管理ガイダンスを開催

岡山大学が海外留学に備える学生を応援



2025年6月18日、国立大学法人岡山大学(所在地:岡山市北区)は、海外留学を予定する学生を対象に「危機管理ガイダンスおよび海外留学保険説明会」をオンライン形式で実施しました。参加者は教職員や学生を含め、計122名に上りました。

このガイダンスの冒頭、岡山大学の大林純子准教授が挨拶し、留学生活を送る際には様々な予期しない問題が起こり得ることを強調しました。「留学生活は住み慣れた日本を離れて異国で過ごすことになります。どんな危険が潜んでいるのか、しっかりと考え、準備していきましょう」と呼びかけ、学生たちに心構えを促しました。

次に、特定非営利活動法人「海外留学生安全対策協議会(JCOS)」の山岸優氏が登壇。実際の危険事例として、地下鉄火災や路上強盗を挙げ、危機意識の重要性を解説しました。山岸氏は、緊急時に備えるための心構えや「正常性バイアス」とは何かについても触れ、トラブルが発生した際の対処法を具体的に示しました。

また、24時間365日対応の危機管理サポート「J-TAS」の重要性も説明され、トラブル時の連絡先や対応フローについて具体的に案内されました。ガイダンスの中では、参加者が実際のシナリオに対してどのように行動すべきかを考えるワークショップも行われ、緊急時の実際の行動について理解が深まりました。

続いて、東京海上日動パートナーズ中国四国・岡山支社の矢吹慈愛氏が、留学保険について詳しく解説しました。「学研災付帯海外留学保険」は、盗難や飛行機の遅延、現地での医療費等、海外での様々なリスクに備える保険です。具体的な補償内容や申込方法に加え、学生がどのように安心して留学できる環境を整えるかが強調されました。

最後には、国際教育推進課の事務職員が、留学時に必要となる「海外渡航登録システム」や、VPN接続設定等の手続きに関する注意事項について案内しました。学生に対して、安全な海外渡航のために準備を早めに行うことを促しました。

本大学は今後も、海外で学ぶ学生が安心して学べる環境を整えるため、引き続き危機管理支援と制度の整備を進めていく方針です。地域中核かつ特色ある研究大学である岡山大学の取り組みに、さらなる期待が寄せられています。

くわしくは 岡山大学の公式ウェブサイト をご覧下さい。


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