ヴァイオリニストHimariがデッカ・クラシックスと契約
日本の若手ヴァイオリニストHimariが、名門レーベルデッカ・クラシックスと独占契約を結んだことが発表されました。この契約により、Himariは同レーベルの最年少女性アーティストとなり、クラシック音楽界での活動の幅を広げることになります。
先行シングルの発表
デビューEPのリリースに先駆けて、フランツ・ワックスマン作曲の「カルメン幻想曲」とエイミー・ビーチ作の「ロマンス」を3月18日からデジタル配信することが決まりました。このシングルのリリースは、Himariにとって大きな第一歩となるでしょう。
Himariのコメント
この契約についてHimariは、「デッカ・クラシックスと契約できて、とても嬉しいです」とコメントを残しました。彼女は、「録音を通じて、私の演奏を楽しんでいただけることを願っています!」と述べ、ファンへの感謝の気持ちを表しました。
デッカ・クラシックスの期待
デッカ・クラシックスのレーベル・ディレクター、ドミニク・ファイフ氏は、「Himariには時代を越える才能がある」と評価し、技術や音楽性だけでなく、彼女の持つ純粋さや表現力に期待を寄せています。
共同社長のローラ・モンクスとトム・ルイス氏も、「世界中のコンサートホールが驚きに包まれる」と彼女の技術と才能を絶賛しました。
世界の舞台でのデビュー
Himariは、3月20日から22日にかけてベルリン・フィルの定期公演で、ヴィエニヤフスキの「ヴァイオリン協奏曲第1番」を演奏します。この公演はすでに完売しており、特に22日の公演はデジタル・コンサートホールでライブ配信されることも決まっています。
音楽の世界を魅了するHimari
Himariは3歳でヴァイオリンを始め、6歳でプロのオーケストラと共演するなど、その才能を早くから発揮してきました。2022年には名門カーティス音楽院に入学し、現在は有名なヴァイオリニスト、アイダ・カヴァフィアンの指導を受けています。彼女の音楽的表現は、卓越した技巧と遊び心にあふれた解釈、そして深い感情で構成されており、すでに国際的な舞台でも高い評価を得ています。
Himariはこれまでに、多くの国際コンクールでの受賞歴があり、彼女の演奏はすでに多くの人々に感動を与えています。将来的には、主にヨーロッパの名門オーケストラでの活動が予定されており、ますます注目が集まっています。
フィラデルフィア管弦楽団との共演
Himariは2024年12月にフィラデルフィア管弦楽団のニューイヤーズ・イブ・セレブレーションに出演予定で、同じプログラムでシカゴ交響楽団とラヴィニア音楽祭にも招待されています。
リリース情報
彼女の初の楽曲、フランツ・ワックスマンの「カルメン幻想曲」は2025年3月18日(火)から配信され、さらなる活動の幅を広げることが期待されています。
オフィシャルウェブサイトやSNSでの情報発信も行われており、Himariの活動や今後のリリース情報に目が離せない状況です。クラシック音楽界に新たな風を吹き込む彼女の活躍にぜひ注目してください。