赤穂での祈願
2025-11-07 20:22:33

上川隆也が赤穂を訪れ『忠臣蔵』成功を祈願

上川隆也さんが赤穂訪問



2023年11月7日、俳優の上川隆也さんが、舞台『忠臣蔵』で演じる大石内蔵助にちなんで、ゆかりの地である赤穂を訪れました。この訪問は、12月から翌年1月にかけて全国6カ所で上演される舞台への準備として行われました。

最初に、大石内蔵助を祀る大石神社を参拝。舞台の成功と、関わるすべての人々の健康と安全を祈願し、厳かに祭神に手を合わせました。「赤穂に来るのは初めてです。天気も良く、赤穂の人々に心温かく歓迎していただき、本当に良かったです」との感謝の言葉も語りました。この訪問は、319年余り前の赤穂浪士の討入りを振り返る意味でも、大きな意味を持っていたようです。

歴史に触れ、思いを馳せる



その後、義士史料館や宝物殿へと足を運び、多くの貴重な資料に目を奪われました。「赤穂の人々が四十七士をどれほど誇りに思い、大切にしてきたかが伝わってきました」と語る上川さんは、深い感慨に浸っている様子でした。

大石神社はかつての赤穂城の中に位置しており、近くには大石内蔵助の実家の長屋門が現存しています。ここに寄り、内蔵助が通ったであろう長屋門を見つめながら、300年前の歴史に思いを馳せました。

さらに、浅野家の菩提寺である花岳寺を参拝し、四十七士の墓前で手を合わせました。「亡くなった後も刃の文字を背負っている義士たちの覚悟を感じます」と語り、その歴史の重みを感じ取ったようです。この一連の体験は、これからの舞台稽古への更なる気持ちの引き締めになったに違いありません。

舞台の制作への意気込み



「赤穂の地に伺ったことで、内蔵助の深謀遠慮に納得がいきました。この土地に対する愛が、私の役づくりの基盤となっていくのだと思います」と、演技に対する意気込みを語る上川さん。

また、若い人々や『忠臣蔵』を知らない方々に向けて「この作品を新しい目で見ていただき、何かを感じ取っていただければ嬉しいです」と希望を寄せました。最後に、「大切なことを成し遂げた人たちへの憧れ、今も地元の人々が抱く四十七士への思いを感じながら、大石内蔵助として全力を尽くします」と締めくくりました。

舞台『忠臣蔵』は、2025年12月12日に東京・明治座で開幕し、翌年には名古屋、高知、富山、大阪、新潟での公演が控えています。詳細は、公式ホームページをぜひご覧ください。

公式ホームページはこちら

公演日程


  • - 東京公演: 2025年12月12日(金)〜28日(日)明治座
  • - 名古屋公演: 2026年1月3日(土)〜6日(火)御園座
  • - 高知公演: 2026年1月10日(土)高知県立県民文化ホール
  • - 富山公演: 2026年1月17日(土)富山県民会館
  • - 大阪公演: 2026年1月24日(土)〜27日(火)梅田芸術劇場メインホール
  • - 新潟公演: 2026年1月31日(土)長岡市立劇場

この特別な公演に向けた上川隆也さんの情熱と、赤穂の歴史へのリスペクトが感じられる訪問でした。舞台の成功を共に願いたいですね。


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