大阪で初のがん患者会「さくらサロン」が開催されました

がん患者さんを支えるさくらサロンが大阪で初めて開催！

2月20日、医誠会国際総合病院にて新たな試みとして、「さくらサロン」が初めて開かれました。このサロンは、がん患者とその家族を対象にした交流と情報提供の場であり、定期的に開催される予定です。患者同士がつながり、共に支え合うことを目的としています。

がん治療を受けている方はもちろん、他院で治療を受けている方や治療を終了された方、そのご家族も参加可能なオープンな場となっています。病院内にある「ヘルシーカフェさくらテラス」内の2階サロンで行われ、医療情報の提供とともに患者同士の交流を図る機会が設けられる予定です。

初回セミナーの内容

「さくらサロン」は第1回目として、皮膚科の爲政大幾医師による特別講座が開催されました。テーマは「がんのお薬『免疫チェックポイント阻害薬治療』を解説！～よりよい効果を得るための副作用対策～」で、がん治療のうち、特に注目されている免疫チェックポイント阻害薬について分かりやすく説明され、参加者の皆さんからも大変関心が寄せられました。具体的には、副作用の対策や治療効果を最大限に引き出すための情報が共有されました。

さらに、医誠会国際総合病院は同日に「がん相談支援センター」を開設しました。このセンターではがんに関する情報をまとめた冊子の提供や、相談窓口の設置を通じて、患者さんがより安心して情報を得られる環境を整えています。

今後の開催予定

「さくらサロン」は今後も定期的に開催予定で、次回は2025年4月中旬に「運動療法」をテーマにした講演が行われる予定です。リハビリテーション部の専門スタッフが講師として招かれ、がん患者の皆さんが日常生活の中で運動を取り入れる方法が提示されます。このように、多角的なサポートを通じて、がん患者とその家族がより前向きで充実した生活を送れるような取り組みが続いていきます。

医誠会国際総合病院の医療方針

医誠会国際総合病院では、がん患者に寄り添う取り組みとして「さくらサロン」を今後も継続し、また、医療の枠を超えた支援を強化していく計画です。特に「がん相談支援センター」の設立は、必要な情報にアクセスしやすくする一歩であり、治療に関する最新情報のほか、栄養指導やメンタルケア、運動療法など多面的な支援も行うことで、患者さんとその家族が心身ともに充実した生活を送れるようになります。

最後に、医誠会国際総合病院は地域に貢献する医療機関として、がん患者が安心して過ごせる環境作りに邁進します。未来に向けて、多くの患者さんが笑顔で過ごせる場所を提供することを目指して努力を続けています。

開催場所の詳細

さくらサロンの開催場所は以下の通りです。

- 住所: 〒530-0052 大阪市北区南扇町4番14号

i-Mall南棠医誠会国際総合病院併設ヘルシーカフェ「さくらテラス」 2階サロン

医療法人医誠会について

医療法人医誠会は、1979年に大阪市に設立され、大阪を中心に全国で病院やクリニック、介護老人保健施設などを運営するホロニクスグループの一員です。医誠会国際総合病院は、47の診療科目を有し、最新の医療技術と国際標準の医療を提供することを目指しています。2024年12月にはJCI認証を取得予定で、今後も国際医療ツーリズムにも挑戦していく方針です。また、救急医療についても24時間365日体制で対応しており、患者の皆様に安心を届ける医療機関としての役割を果たしています。