経営者必見の現場見学！TESSEIの7分間清掃から学ぶ研修プログラム

2026年2月5日（木）、日本経営開発協会と関西経営管理協会は、TESSEIの清掃現場見学研修を初めて開催します。この研修は、東京駅で行われる新幹線清掃の成功例として知られる、“7分間の奇跡”から得られる重要な学びの場となります。

TESSEIの7分間清掃とは？

TESSEIは、その短時間での高効率な清掃業務で国内外から評価を受け、ハーバード・ビジネススクールでも教材として取り上げられています。この現場改革の背景には、スタッフ一人ひとりの主体的な行動と、チームワークを重視した高度な段取りがあります。さらに、顧客を思いやる気配りやホスピタリティが、誇りを生む現場環境を確立しています。

この清掃業務は単なる業務効率の向上に留まらず、「人が輝く職場づくり」や「誇りを生む文化」を実現してきました。経営者にとっては、組織の活性化や業務改善の手本となる大きな示唆を与える内容です。

研修のプログラム内容

1. 特別講演

参加者は初めに、TKP東京駅カンファレンスセンターで行われる矢部輝夫氏の特別講演を受けます。矢部氏は、元TESSEIのおもてなし創造部長であり、現場改革の中心的な存在です。彼からは、以下のような内容が語られる予定です。

- TESSEIがどのように変わったのか
- 現場の意識改革の方法
- チームをまとめるリーダーシップ
- 現場主導の改革を進める方法

矢部氏の豊富な経験に基づくエピソードを通じて、参加者は現場改革の実情を深く理解することができます。

2. 東京駅ホームでの観察

講演終了後、参加者は実際に東京駅の新幹線ホームに移動し、TESSEIスタッフによる清掃作業を見学します。ここでは矢部氏のリアルタイムな解説があり、スタッフの動きの意図や役割分担、ホスピタリティの背景、改善プロセスなどが詳しく説明されます。この現場での観察を通じて、参加者は「ただ見る」のではなく、深い理解を得ることが期待されます。

ただし、参加者は清掃スタッフに直接声をかけないようにお願いされています。また、一般利用者と同様にホーム上での観察形式となります。