イマジナが大阪で開催した実践的マネジメントセミナーの概要と今後の展望

イマジナの実践的マネジメントセミナーが大阪で開催

2025年3月11日(火)、株式会社イマジナが大阪市北区梅田のブリーゼタワーで「管理職が企業成長の鍵—実践的マネジメントセミナー in 大阪」を開催しました。このセミナーは、関西地方が抱える少子高齢化や労働人口の減少に対して、企業の持続可能な成長を支える管理職の育成に焦点を当てた取り組みです。

大阪・関西地域の現在の課題

関西地域では高齢者の割合が26.1%に達し、生産年齢人口の減少が進行しているため、企業の人材不足が深刻化しています。特に、経営層と現場の橋渡しをする管理職の育成が不足しており、これが組織全体のパフォーマンス低下や人材流出を引き起こす要因となっています。この状況は、橋の中央部分が弱い状態に例えられます。いかに経営層と現場の両端が強固であっても、中間である管理職が弱ければ、組織全体に悪影響が及びかねません。

多様な参加者と共に共有された知識

このセミナーには、製造業、IT、サービス業、小売業を含む約30名の経営者や管理職、人事担当者が参加しました。特に多かったのは中小企業の経営者で、参加者の約7割が「管理職育成の具体的手法を学びたい」との目的で来場しました。これにより、人材育成が企業において喫緊の課題であることが明らかとなりました。

セミナーは、イマジナの代表取締役である関野吉記氏により進行され、ハーバード大学の心理学者の理論や世界的企業の実例を用いながら、管理職育成の重要性や具体的手法が紹介されました。「伝える力」や「伴走する力」を強化することが、組織の生産性向上や人材定着に繋がる点が特に強調されました。

参加者の満足度と今後の展開

参加者からは、「理論と実践事例が豊富で使える内容だった」「管理職の役割の重要性を再認識できた」「すぐに実践できる手法を学べた」と喜ばしい声が多数寄せられました。また、一部の参加者は「自社の管理職育成プログラムを見直す契機になった」と話し、早速具体的なサポートを相談される場面もありました。

次回セミナーの開催決定

参加者からの「もっと学びたい」「社内の管理職全員に聞かせたい」という要望に応じて、株式会社イマジナは2025年4月8日（火）に再びブリーゼタワーで「超実践的マネジメントセミナー」を開催することが決まりました。関野氏は「管理職育成は短期間でできるものではないが、正しい方法で継続的に取り組めば、必ず組織は変わる」と意気込みを語りました。この次回のセミナーでは、特に参加者から関心が高かった「部下との効果的なコミュニケーション」「管理職の時間管理術」「チームのモチベーション向上策」などより実践的な内容が紹介される予定です。