高校生が未来の海を守る！「shimane 海部～UMIBU～」始動の背景と意義

高校生が未来の海を守る「shimane 海部～UMIBU～」

次世代を担う若者たちが、持続可能な海を目指して歩み始めました。その名は「shimane 海部～UMIBU～」。一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねが立ち上げたこのプロジェクトは、高校生を中心に、海洋問題を研究し、実際の行動に移すことを目的としています。活動は毎週日曜に放送されるミニ番組を通じて広がり、地域社会に新しい風を吹き込むことでしょう。

海洋問題への取り組み

昨今、海洋問題は世界中で深刻な課題となっています。プラスチックごみの増加や海の酸性化、様々な海洋汚染がこれに該当します。山陰地方の美しい海も、漂着ごみや漁獲量の減少、漁村の過疎化など多くの問題を抱えています。しかし、その一方で、ジオパークとしての美しい海岸や地域特有の海産物、ユニークな文化が存在します。

そこで、「shimane 海部～UMIBU～」では、高校生たちが主体となって海の魅力とその保全に向けた取り組みを発信します。海への愛と責任感を持つ彼らは、生活する地域の環境を改善し、未来の世代に美しい海を渡すために、積極的に行動するのです。

番組内容と放送情報

このプロジェクトの一環として、TSKさんいん中央テレビで放送される「shimane 海部～UMIBU～」は、毎週日曜の14時55分から15時00分にレギュラー放送されます。初回の放送は、2025年6月1日（日）に14時35分から行われ、多彩な活動が紹介される予定です。

なお、放送後はYouTubeでも配信が行われ、視聴者はいつでもアクセスすることができます。

参加と募集中のプロジェクト

現在、「shimane 海部～UMIBU～」では部員を募集中です。頑張っている高校生だけでなく、小学生や中学生、大学生も参加が可能で、海に関する課題などを提起することもできます。このプロジェクトを通じて、若者たちが海の大切さを理解し、実際に行動することが期待されます。

具体的には、メール（[email protected]）での参加表明やアイデアの投稿を受け付けています。ぜひ、熱意ある若者たちが集まり、次世代の海を守る担い手になっていくことを願っています。

海と日本プロジェクトの背景

この「shimane 海部～UMIBU～」は、より大きな「海と日本プロジェクト」の一部でもあります。このプロジェクトは、全国規模で海の環境改善に取り組んでおり、地域ごとに問題を抱える海を、子どもたちや大人たちが「自分ごと」として捉え、行動に移すことを促進しています。日本財団が支援するこの取り組みは、海を未来に引き継ぐための重要なプロジェクトです。

現在、多くの人々、特に若者たちが参加し、海の保護に対する意識を高めることで、2030年の持続可能な開発目標（SDGs）に貢献することが期待されています。

「shimane 海部～UMIBU～」という新しい動きが、地域を超えて全国へと広がり、より多くの人々が海の大切さを感じ、行動するきっかけとなることを心から願っています。ぜひ、若者たちの姿勢に注目してください！