2025年大阪・関西万博の未来を語るシンポジウム
2025年11月8日(土)、国立民族学博物館のインテリジェントホールにおいて、"日本万国博覧会記念公園シンポジウム2025"が開催されます。本シンポジウムでは、世界的なイベントである大阪・関西万博の成果について、専門家たちが多角的な視点から深く考察します。
万博のテーマと意義
2025年大阪・関西万博は、"いのち輝く未来社会のデザイン"をテーマに掲げています。国際的な場として、多様な価値観が交わる機会を提供するこの万博の成果を持続可能な形で後世に伝えることが討論の大きな目的です。
シンポジウムでは、万博を通じて生まれた人と人とのつながりや対話、共創の重要性に焦点を当てます。また、資源循環型の取り組みとして、パビリオンの再利用などもテーマにされます。1970年に開催された大阪万博のレガシーも参考にしながら、参加者は持続可能な社会の実現に向けた国際協力の方法について議論します。
多彩な講演者たち
シンポジウムには、万博のシニアアドバイザーや事業プロデューサー、建築家など、さまざまなバックグラウンドを持つ5人の有識者が登壇します。それぞれの見解を通じて、万博が生み出すレガシーの検証や未来への展望が共有されます。具体的には、共同館での協働や共創の成果や、"いのちを高める"テーマ事業の振り返りなどが報告されます。
報告プログラム
- - 13:30 主催者挨拶
- - 13:35 関 雄二 国立民族学博物館長 挨拶
- - 13:40 吉田 憲司名誉教授による共同館の成果の報告
- - 14:00 中島 さち子氏がテーマ事業の振り返りとその先について紹介
- - 14:20 岩田 泰氏が万博の今後を語る
- - 14:40 建築家 永山 祐子氏が建築の視点から発表
- - 15:00 休憩(15分)
- - 15:15 パネルディスカッション(ファシリテーターは佐野 真由子教授)
- - 16:30 閉会
参加方法と注意事項
このシンポジウムは、会場での聴講とオンラインでの視聴の2通りで参加が可能です。会場参加は、事前申し込みが必要で、350名が定員です。一方で、オンライン視聴は予約不要で、どなたでも自由に参加できます。
参加申し込みは2025年9月1日から10月31日まで受け付けられ、オンライン視聴はアクセスが簡単です。詳細は公益財団法人千里文化財団の公式ウェブサイトをご覧ください。これからの万博のレガシーについて、有識者たちの生の声を聴ける貴重な機会です。ぜひ多くの皆さんの参加をお待ちしております!
主催者目指すのは、万博の成果を一過性のものとせず、未来への貴重な資産として活用していくこと。そして、2025年大阪・関西万博がもたらす新たなレガシーを世界に広めるための道筋を確立することです。私たちも、その一翼を担う準備をしましょう。