物流業界変革へ
2026-07-21 14:00:20

ハナインターナショナルが星清重機運輸を買収し物流業界の変革へ

ハナインターナショナルが星清重機運輸を買収



2023年6月15日、株式会社ハナインターナショナルが、重機運搬を専門とする星清重機運輸株式会社の全株式を取得した。この買収により、両社は強力なグループ会社としての協力体制を築き、国内市場での販売力をさらに強化していく。

両社の新たな舵取りを担うのは、矢野孝俊代表取締役社長だ。彼は、両社の社長を兼任し、重機運搬事業と資本業務提携により、成長分野である国内販売の強化を図ることを明言している。目指すは、競争が激化する物流業界の中での存在感の向上だ。

ハナインターナショナルの事業背景



株式会社ハナインターナショナルは、フォークリフトを専門として15年の実績を誇る企業で、国際的な輸出事業が主力となっている。また、国内での販売にも力を注いでおり、国内全域に広がる仕入れルートと、東南アジアを中心とするグローバル販売ネットワークを活用して、独自の二次流通網を築いている。年間の取り扱い台数は約3000台であり、業界内ではトップクラスのパフォーマンスを見せている。

特徴的なのは、在庫回転率が1〜2か月という高い販売効率で、積極的な仕入れやオープンな価格設定、そして迅速な納車を実現している。また、販売だけでなくレンタルサービスにも対応し、多様なニーズに応えている。2023年3月からは自社で年次検査を行う体制が整い、販売からレンタル、修理、定期メンテナンスまでを一貫して提供できる体制を整備した。

物流業界の直面する問題



近年、物流業界を取り巻く課題が顕在化している。特に2024年問題により、労働時間規制の影響で輸送能力の低下やドライバー不足が深刻化。これらの影響で運賃が上昇し、物流コスト全体が増加している。こうした課題に対処するため、企業は迅速に対策を講じなければならず、さもないと収益が圧迫され、納期の遅延を招く恐れがある。

解決策として挙がるのが、トラック事業者との連携だ。事前に出荷情報を共有することで、配車計画の最適化が図れるだけでなく、荷役作業が効率化される。この連携を通じて、企業はコスト削減に大きく貢献できると期待されている。その中で、ハナインターナショナルが目をつけたのは星清重機運輸との連携である。

新たな展望と今後の方針



星清重機運輸は、フォークリフトを含む重機の運搬業務を主として展開。グループ会社としての利点を生かし、自社での運搬体制を充実させ、輸送費の大幅な削減が見込まれている。両社の協働は、コスト削減や業務の効率化に寄与し、販売収益の向上へとつながると考えられている。

矢野社長は、「今回の買収で、これまで不足していたピースが埋まった。社員全員で販売力の強化に取り組んでいきたい」と意気込みを語っている。今後の両社の発展に期待が寄せられる。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: 物流コスト ハナインターナショナル 星清重機運輸

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。