インドで新作『クレヨンしんちゃん』のプレミアが盛況に開催!
2025年、日本の人気アニメ『クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』の試写会がインドのデリーで開催され、アニメファンからの熱い反響を受けました。大ヒット上映中の本作は、しんのすけとカスカベ防衛隊がインドに向かい、エンタメフェスで踊るストーリーとなっています。インドの観光を楽しんでいる最中に、奇妙なリュックサックを手に入れたボーちゃんが「暴君」となり、物語は急展開を迎えます。観客は笑いながらも感動し、個性的なダンスと友情を描いたこの作品に引き込まれています。
本作品は9月26日からインド全土でヒンディー語、タミル語、テルグ語で公開されることが決定し、さらにはインド出身の著名声優たちも参加し、大きな話題を呼んでいます。アニメーションの世界で成功を収めてきた多くの声優が吹き替えを担当し、今作品も期待されています。
ヒンディー語バージョンの声優陣
今回のヒンディー語版では、エリート刑事のカビール役を『ONE PIECE』のゾロの声を担当したSanket Mhatreが、大富豪のウルフ役を『呪術廻戦』で五条悟の声を担当したLohit Sharmaが演じます。彼らの参加によって、さらにインドでの『クレヨンしんちゃん』の人気が高まっています。
プレミア試写会での熱気
試写会のメインイベントは、橋本昌和監督としんちゃんが登場し、約200人のファンからの温かい歓声に包まれました。日本とインドの文化交流を深めるこのイベントでは、『クレヨンしんちゃん』がインドでも人気である証が示されました。観客は上映中、大きな声で笑ったり歌ったりし、映画の世界に没入しました。この盛り上がりは、インドならではのものです。
ワークショップによる交流
試写会翌日、インドの大学では橋本監督によるワークショップが開催され、参加者たちはアニメ制作の裏側を知る貴重な機会を得ました。会場には200人以上が集まり、監督と直接交流できる貴重な時間を提供しました。質疑応答では多くの熱心な質問が寄せられ、観客のアニメに対する情熱が伝わってきました。
インド版挿入歌の配信開始
さらに、映画公開に併せて、新挿入歌『オラはにんきもの ~インドバージョン~』も音楽配信サービスで登場。これにより、日本のファンだけでなく、インドのファンにも新たな形でリーチしています。元々人気の高い楽曲がインド版としてアレンジされ、多くのアニメイベントで流れる定番曲になっています。
結び
『クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』は、今後のインド上映に期待が寄せられています。日本のアニメが国境を越えて愛される姿は、多くのファンにとって希望の光。アニメーションの力を感じさせる本作をぜひチェックしてみてください。