水野真紀が語る「旅人検視官 道場修作」新作への思い
BS日テレで3月22日(土)に放送される、令和サスペンス劇場「旅人検視官 道場修作」の新作について、出演する水野真紀さんにインタビューを行いました。この作品は、富山県の庄川温泉郷を舞台にした殺人事件を扱っており、視聴者にとってもサスペンスの要素が楽しめる内容となっています。
新たな挑戦と魅力的なストーリー
水野さんが演じる役柄、酒井塔子は富山歴史文化会の学芸員で、バスツアーのガイドとして登場します。塔子は明るい性格ながらも、内面には悲しみを抱えている人物です。この作品では、サスペンスとしての推理を楽しめる要素がふんだんに盛り込まれています。「視聴者の皆さんは、迷われるのではないでしょうか」と水野さんが語るように、それぞれのキャラクターの背負った痛みや思いがストーリーに奥行きを与えています。
豊かな富山の大自然
撮影地となった富山県について水野さんは、「昔から思い出のある土地」と話します。特に、歴史的な五箇山の美しい風景や井波の街並み、そして瑞泉寺の彫刻など、地域の文化が色濃く残る場所であることを実感したそうです。彼女は、「スタッフや地元の方々が多くの見どころを盛り込んでくれて、作品に生かされている」と、地元との協力の重要性を語りました。
内藤剛志さんとの共演
主演の内藤剛志さんとの共演について、水野さんは長い付き合いを持つと明かします。「内藤さんはいつまでも少年心を持っている、まるで大阪の子どもが成長したような方」との印象を持っており、そのおおらかさが現場の雰囲気を和やかにしてくれていると称賛しました。
複雑な事件の展開
このドラマのストーリーは、道場修作が亡き妻の思い出を抱えた旅の途中で、雪の中に横たわる遺体を発見するところから始まります。道場は無意識に警察に助言をすることで、事件に巻き込まれていきます。さらに、宿泊先の秘境の温泉では、天候の影響で閉じ込められるという緊迫した状況が展開されます。身元不明の遺体や過去の交通事故など、様々な謎が次々と明らかになり、観る者を引き込んでいきます。
結末への期待と温かさ
最終的には、過去と現在が交錯する切ない物語が展開され、心温まるエンディングが待っています。水野さんは「観終わった後に心があたたまるような作品になっていると思います」と自信を持って語ります。
この新作ドラマ「旅人検視官 道場修作」は、富山の優れた自然環境や文化、そして豊かな人間ドラマが詰まった作品です。リアルなサスペンスを楽しみながら、富山の魅力を再発見できる内容となっています。ぜひお見逃しなく!