五絃の追憶
2025-05-23 10:48:53

コントラバスを含む弦楽五重奏の魅力に触れるコンサート『五絃の追憶』

コントラバスを含む弦楽五重奏の魅力を体感する『五絃の追憶』



2025年7月8日、東京の杉並公会堂小ホールにて、注目のコンサート『五絃の追憶 — 日本の弦楽五重奏』が開催されます。この公演では、日本の著名な現代音楽作曲家たちの作品を厳選し、コントラバスを含む弦楽五重奏の新たな魅力を引き出します。

近年、コントラバスを含む弦楽五重奏の編成は、伝統的なクラシック音楽の枠を超えて、その表現の幅を広げてきています。これまであまり注目されることのなかったこの編成に対し、日本の作曲家たちが独自の視点でオリジナル作品を生み出し、その成果を様々な場面で披露しています。このコンサートでも、彼らの音楽を存分に楽しむことができます。

特に、この公演では、2023年に逝去した下山一二三の代表作「エキソルシズム」が演奏されます。この作品は、彼の音楽的な特徴を確立した重要な一品であり、聴くものに深い感動を与えることでしょう。また、2024年に亡くなった安達元彦の「コンチェルタント」は、彼の音楽的な移行期を象徴する作品です。「コンチェルタント」を通じて、聴衆は彼の音楽的成長を感じることができるでしょう。

さらに、現代音楽の重要な作曲家の一人、中川俊郎によるチャイコフスキーへのオマージュ作品「チャイコフスキヤーナ」が再演されます。この作品は、クラシックの名作を新しい解釈で聴かせてくれることでしょう。他にも、意欲的な作品を次々と発表する佐原詩音や、第32回芥川也寸志サントリー作曲賞を受賞した波立裕矢による新作も演奏される予定です。

演奏は、クラシックと現代音楽の両方に精通した5人の奏者によって行われます。ヴァイオリンには花田和加子と松岡麻衣子、ヴィオラには甲斐史子、チェロには下島万乃、そしてコントラバスには近藤聖也が参加します。各奏者が独自の個性を発揮し、弦楽五重奏本来の美しさを引き出します。

開催概要


  • - 公演名: 五絃の追憶 — 日本の弦楽五重奏
  • - 開催日: 2025年7月8日(火)
  • - 会場: 杉並公会堂 小ホール(東京都杉並区上荻1-23-15)

スケジュール


  • - 開場: 18:30
  • - 開演: 19:00

チケット情報


  • - 一般席: 3000円
  • - 学生席: 1000円(全席自由・税込)

チケットはカンフェティで販売中です。詳細な購入情報やカンフェティ会員特典は、こちらのリンクからご確認ください。

現代音楽の新たな魅力を感じるこの貴重な機会をお見逃しなく、ぜひ会場に足を運んでください。皆さんのご来場をお待ちしております。


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