オフィス家具の変化
2024-12-24 09:29:05

2024年11月度 中古オフィス家具市場の動向と傾向

オフィスバスターズが伝える2024年11月の中古オフィス家具市場動向



株式会社オフィスバスターズが発表した2024年11月度の中古オフィス家具指数に基づいて、オフィス家具市場の動向とトレンドを詳しく解説します。当社では毎月オフィス家具の傾向をまとめており、法人や個人のお客様に向けてその内容をお伝えしています。

1. マーケット全体の状況


11月の主要5区の空室率は4.16%と、過去6ヶ月で減少を続けています。加えて、賃料は65円上昇し、有効求人倍率は1.25倍となり、0.1ポイントの改善が見られました。しかし、失業率は2.5%とやや悪化しています。このような状況下で、11月の中古オフィス家具の販売は通常通り緩やかに鈍化していますが、全体としてはオフィスの移転が進行中です。

2. 各種商材のトレンド


  • - チェア: 販売価格は342円の減少がありましたが、昨年比では838円の上昇。引き続き多くの問い合わせがあり、特にOAチェアやミーティングチェアへのニーズが伺えます。
  • - デスク: 先月と同じく、販売価格は93円の減少。フリーアドレスデスクは人気を維持しており、ワークテーブルの問い合わせも増加しています。
  • - 書庫: 販売価格は199円の減少でしたが、需要は依然として高いです。特にスリムサイズの問い合わせが多く寄せられています。
  • - ロッカー: 販売価格は1597円大きく減少しましたが、昨年比では1227円の増加が見られます。パーソナルロッカーはフリーアドレスデスクと組み合わせて利用されることが多く、需要が高まっています。
  • - テーブル: 大型テーブルも人気があり、出社するビジネスマンの増加に伴って需要が高まっています。

3. 11月の所見


全体的に10月と大きな変化はありませんが、来年に向けての動きが顕著に増加しています。リモートワークからフル出勤への移行が進む中、オフィスのレイアウト変更を考える企業が増えています。一方で、ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を意識した集中ブースや簡易ミーティングスペースの導入も増え、ハイブリッドオフィスの活性化が進んでいます。

さらに、多くの企業が一般的なサイズよりもスリムな什器を選んでおり、効率的なオフィス作りがトレンドとなりつつあります。

4. 調査の概要


当社の独自調査により、2024年11月1日から30日までの期間にわたって販売データを元に进行した調査結果を基にしております。対象商材はオフィス家具全般(チェア、デスク、書庫、ロッカー、テーブル)です。

お問合せ先


詳細については、株式会社オフィスバスターズまでご連絡ください。マーケティング委員会担当の室矢が対応いたします。TEL: 03-6262-3155(平日の9:00〜18:00)。

最後に、オフィス家具市場の変化に敏感に対応していくことが、これからの企業の競争力を高める鍵となります。嗜好の変化や環境への配慮が求められる現代において、常に最新の動向を把握し、自社に合ったオフィス環境の充実を図っていくことが大切です。


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