コニカミノルタの革新技術「DYNAVISION-LED」の全貌
コニカミノルタ株式会社とコニカミノルタプラネタリウムが共同開発した「DYNAVISION-LED」は、圧倒的な没入感を提供する独自のLEDシステムです。この技術が今、ビジネス領域に本格的に進出します。具体的には、企業のショールームやミュージアム、商業施設の多目的空間、さらに交通系や防災系のコンコール室など、幅広いシーンでの活用が期待されています。
DYNAVISION-LEDの特徴
「DYNAVISION-LED」は、日本初のLEDドームシアター技術を活かしたもので、これまでのプロジェクターでは実現が難しかった高詳細な映像表現を可能にします。その秘訣は、モジュール化されたLEDパネルにあり、サイズや形状を自由に調整できる点です。これにより、曲面や球形など様々な形状の映像表示が可能になります。
2019年から実証実験を開始し、2021年には名古屋の「プラネタリウム満天」に、続いて2022年には横浜の「プラネタリアYOKOHAMA」に導入されました。これにより、2024年度には両館での来場者数が合計37万人に達し、多くの人々に新しい映像体験を提供しました。
大阪・関西万博での活用
特に注目すべきは2025年に開催される大阪・関西万博における展示です。国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の常設展示では、日本初となる0.9㎜の素子ピッチを誇るフレキシブルLEDカーブビジョンが導入されます。この映像体験エリアでは、著名な映像クリエーター上坂浩光氏がプロデュースするコンテンツが上映され、水面の静けさや夕暮れの温かさをリアルに再現します。
豊かな映像体験の先に
「DYNAVISION-LED」の映像は、これまでにも印象的な成果を上げており、2023年にはインドの宇宙物理学研究所が主導するプロジェクトでも採用され、世界中でその価値が認められています。この技術は、視覚体験ただけでなく、聴覚的な要素も組み合わせることで、来場者に圧倒的な没入感を提供します。特に、月面探査に関する映像体験は、来場者に深い感動を与えること間違いありません。
未来を感じる技術
コニカミノルタの「DYNAVISION-LED」は、デジタルサイネージアワード2025で優秀賞を獲得したことでも、その技術力が高く評価されています。技術の進化とともに、私たちの視野には新たな未来が広がります。コニカミノルタは、今後もさらなる映像体験の提供を目指し、技術革新を推進していくことでしょう。
お問い合わせについて
コニカミノルタプラネタリウム株式会社の新規事業グループまでのお問い合わせは、九澤までご連絡ください。詳細な情報は、以下の連絡先からお得意様への情報提供も行っております。
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この革新技術がもたらす未来の展望に、多くの期待が寄せられています。