株式会社隅田鋲螺製作所が、2026年3月16日に東京で行われた第16回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の表彰式において、栄えある中小企業基盤整備機構理事長賞を受賞しました。
本社は大阪府東大阪市に位置し、代表取締役の隅田貴昭氏が率いる同社は、ねじの専門商社として知られており、品質管理や販売に力を入れています。この度の受賞は、企業としての取り組みが高く評価された結果です。
受賞の背景
同社は急激な成長を追求するのではなく、「永続」を重視し、企業メンバーの幸せを追求してきました。評価された取り組みには以下のようなものがあります。
1. サプライヤーへの対応の改善
業界には長らく支払手形や手数料を負担する商習慣がありましたが、隅田鋲螺製作所はこれに対して先駆けて取引先への支払条件や手数料の改善を行いました。この姿勢が、信頼関係の構築に貢献し、サプライヤーとの共存共栄を実現しています。
2. 社員の自主性とウェルビーイングの実現
同社は、社員の有給休暇取得率が80%を超え、産前産後や育児休暇の取得率は100%に達しています。多彩な福利厚生を整え、社員一人ひとりの自主性を尊重する組織風土の醸成に努めています。特に、中期経営計画を全社員で策定する取り組みは、彼らの声を経営に反映させる重要な一歩となっています。
3. 品質管理への強化
商社業務を行いながらも、品質管理部門に特別な注力をしている点も評価されています。単なる発注者に留まらず、サプライヤーと協力して高品質な製品づくりを目指す姿勢が見受けられます。
隅田貴昭の言葉
受賞に際し、隅田氏は「数値に縛られた経営から、真の経営の目的を見出した」と語ります。坂本光司教授の提唱する「人を大切にする経営」という考え方に出会い、彼の視点が大きく変わったと感じているようです。外部からの評価を受けても、日々ともに歩んでいる社員やその家族、パートナー企業に感謝の気持ちを述べており、これからの運営にはさらなる責任感が伴います。
今後の展望
今回の受賞を踏まえ、隅田鋲螺製作所はより多くの人々の幸福に寄与するため、地元東大阪から「正しい経営」を追求し続けることを約束しています。今後もねじ一本を通じて社会に必要とされる企業であり続けるために、全力を尽くす所存です。