Momoが導入した新たな安全機能
神戸市に本社を構える株式会社Momoが、建設現場や製造業向けに開発した熱中症対策ウェアラブルIoTデバイス「バイタルPalette」に、待望の新機能「周囲への自動警報」を追加しました。この機能は、作業員が体調不良を検知した際に、周囲の作業員に直接警報を送信し、迅速な対応を可能にします。
「周囲への自動警報」の仕組みとは?
この新機能は、装着者の異変を察知すると、付近の作業員が身に着けているウォッチに振動と警報表示を通じて即座に通知します。警報には、異常を発生させた作業員のデバイス番号や体温、心拍数、血圧の数値、「危険」というステータスが表示され、安全への警戒が高まります。また、警報の対象設定は、周囲の作業員全員か本人のみに設定できるため、現場の実情に合わせた柔軟な対応が可能です。
従来の製品との違い
従来型の熱中症対策ウェアラブルは、異常を検知した際の通知先が本人及び管理者に制限されていました。しかし、広い現場での作業環境においては、管理者が常に現場にいることは難しく、特に早期の発見が求められる熱中症のリスクを抱える事状が多く見受けられました。
2015年に施行された改正労働安全衛生規則では、周囲の作業員による発見・報告体制の構築が求められている中で、この新機能は業務の効率を改善し、作業員の安全を大幅に向上させるものです。自社調べによれば、2026年5月時点で周囲の作業員が自動的に気づく仕組みを持つ製品は他にはありません。
実績と効果
実際に、バイタルPaletteを取り入れた複数の建設現場では、導入後の夏季における熱中症の発生ゼロを達成しています。このような実績は、周囲の作業員の安全意識を高め、全体の業務環境を向上させる結果につながっています。
価格と提供条件
バイタルPaletteの導入に関しては、現場の規模や運用形態を考慮した上で提案がなされます。具体的な価格については、Momoの公式ウェブサイトにアクセスし、詳細を問い合わせることができます。
将来的な展望
Momoは今後も「バイタルPalette」を通じて、IoTソリューションを提供し続ける予定です。建設、製造、物流、さらに警備など多岐にわたる業種で、従事者の安全と健康管理を支援するため、さらなる技術開発に取り組んでいきます。
企業情報
株式会社Momoは、2016年に設立され、回路設計から通信、解析、UIまでトータルで対応する「Palette IoT」を基盤に、多様なIoTサービスを社会実装しています。大阪にもオフィスを持ち、広域なサービスを展開しています。詳細はMomoの公式サイト(
こちら)をご覧ください。
この新機能によって、建設現場の安全性は劇的に向上する可能性があります。熱中症のリスクを軽減するため、Momoの取り組みに注目が集まっています。