RECORE FUTURE CONFERENCE 2025 概要
2025年4月、株式会社RECOREが主催した『RECORE FUTURE CONFERENCE 2025』が盛況のうちに開催されました。このカンファレンスは、リユース業界における最新のトレンドや技術進化を共有し、参加者同士のネットワーキングを促進することを目的としています。現代のリユースビジネスは、テクノロジーの進化と共に目覚ましい成長を遂げており、そこでのヒントを得ることができる貴重な機会となりました。
 カンファレンスの目的
RECOREカンファレンスは、全国に広がるRECOREのユーザー間で成功事例を共有し、互いの知見を深める場として重要です。また、リユースビジネスが持つ横のつながりを大切にし、企業やサービスのファンを増やすことに貢献します。業界における共創の観点からも、このようなイベントは重要な役割を果たしています。
 プログラム詳細
カンファレンスは、株式会社RECOREの代表取締役CEOである佐藤秀平氏と、株式会社リユース経済新聞社の代表取締役社長瀬川淳司氏による基調講演でスタートしました。ここでは2025年を見据えたリユース業界の進化や、トランプ関税などが及ぼす影響についてのディスカッションが行われました。
その後、RECOREの機能開発についてのセッションが続き、RECORE事業責任者の菊地浩貴氏が登壇し、主にAPIの拡張による外部連携強化について発表しました。これにより、従来のオールインワンSaaSの思想を脱し、より柔軟性のあるシステムへと進化を遂げていることが紹介されました。
 業界課題解決セッション
カンファレンスでは、リユース業界の具体的な課題を解決するためのトークセッションが3つ行われました。
1. 
ささげ業務効率化事例 では、株式会社ベイクルーズの中野拓也氏とグラムス株式会社の村上正継氏が登壇し、RECOREとグラムス社の連携による業務効率化の成功事例を発表。出品点数が3.5倍、EC売上は300%の成長を見せたというデータが披露されました。
2. 
API連携による倉庫管理アプリ開発 では、ブックオフコーポレーションの鈴木渡氏と株式会社SRIAの佐藤琢巳氏が共同で、RECORE APIを使用した倉庫管理アプリ「ロジAPP」の導入事例を紹介。出品効率が約200%アップしたとのことです。
3. 
買取・ECサイト構築 では、株式会社タイムマシンと株式会社アドシンによる共催で、買取サイト及びECサイトの構築事例が紹介されました。
 USER AWARD 表彰式
カンファレンスの最後には、RECOREを最大限に活用した企業に対して「USER AWARD」が授与されました。表彰された企業の一部を以下に紹介します。
  - 基本運用を徹底し、顧客対応の向上に成功。
  - Shopify出品において「誰でも簡単に出品できる」仕様を実現。
  - LINE配信を効果的に運用し、会員データの精度を向上。
  - 基本運用を定着させ、顧客ニーズに応じた機能を追加。
 参加者の声
参加者からは、RECOREの具体的な進化と現場運営の支援についての意見が寄せられ、「体験価値」や「信頼の設計」に基づいた企業の取り組みが非常に興味深いといったコメントがありました。今後、自社での応用を検討する上で、有意義な学びが得られたと感じています。
 株式会社RECOREの今後の展開
RECOREは、今回のカンファレンスを通じた知見やユーザーとの繋がりをもとに、リユース業界全体の発展に貢献することを目指しています。新たな技術やサービスの導入を通じて、今後もこの業界を盛り上げていくことでしょう。
 会社概要
このように、RECORE FUTURE CONFERENCE 2025は、リユース業界の現状と未来を考える上での重要なイベントとなりました。参加者にとっては、貴重な情報を得るだけでなく、実際の成功事例を通じて多くのインスピレーションを得る場となったことでしょう。
 
 
 
 
 
