家族の安全を守るために!正しいチャイルドシートの使い方とは
大阪のJAF(一般社団法人日本自動車連盟)大阪支部では、家族での外出が増えるこの時期に、チャイルドシートの正しい使用についての重要性を再度訴えています。特に、昨年行われた「チャイルドシート使用状況全国調査」では、大阪府の使用率が66.6%と全国平均の78.2%を大きく下回っていることがわかりました。この結果を受けて、より一層の注意と対策が求められます。
チャイルドシートは必ず使用を
チャイルドシートは、乳児用、幼児用、学童用を総称して呼んでいるもので、どれも子どもを事故から守るために欠かせないものです。交通法では、6歳未満の子どもにはチャイルドシートの着用が義務付けられていますが、JAFでは身長150㎝までの使用を推奨しています。これは、年齢にかかわらず、子どもの体格に応じてクルマのシートベルトが効果的であるとは限らないためです。
特に、6歳以上の子どもでも、体格によってはしっかりとシートベルトが作動しない場合があるため、ジュニアシートの活用を考えてみてください。安全な乗車を実現するために、しっかりとした対策が必要です。
チャイルドシートの取り付け状況
調査によれば、正しく取り付けられたチャイルドシートは69.8%であり、30.2%は何らかのミスがあったという結果でした。最も多かったミスは、腰ベルトの締め付け不足です。これを防ぐためには、膝などを使い体重をかけて、クルマの座面にチャイルドシートをしっかりと沈み込ませ、シートベルトで固定することが重要です。
使用しないときでも準備を
また、マイカーを持っていない方や普段運転しない方も、乗車する際には必ずチャイルドシートを用意してください。もし購入が難しい場合は、チャイルドシートのレンタルサービスを利用することも有効です。これにより、子どもの体格に合った安全な乗車を実現し、安心して外出することが可能になります。
まとめ
チャイルドシートの正しい使用法を理解し、実践することで、家族の安全を確保できます。長期休暇中の楽しいドライブをより安心して過ごすためにも、今一度チャイルドシートの重要性を考え、必要な準備を整えておきましょう。正しく使って、安全運転を心がけましょう!