小学生レンジャーとAMEMIYAが歌う愛知の海
2023年6月、愛知県の蒲郡市で行われた特別なイベントで、海への情熱を表現する素晴らしい瞬間が生まれました。小学校4年生から6年生までの子どもたち、通称小学生レンジャーたちが集まり、芸人のAMEMIYAさんの指導のもと、愛知の豊かな海をテーマにしたオリジナルソングを制作しました。この活動は、「海と日本プロジェクト」の一環で、未来の世代に美しい海を引き継ぐことを目的として行われています。
愛知の海を守るための学び
イベントは2日間にわたって開催され、それぞれのテーマに沿った活動が行われました。1日目には、蒲郡市で「クルマエビ救出大作戦」が行われ、参加したレンジャーたちは専門家から愛知県の県魚であるクルマエビの漁獲量の現状を学びました。また、竹島水族館を訪れ、深海魚やその他の海洋生物が環境問題に直面していることを知り、さらに彼らの食文化に触れる機会もありました。地元の深海魚を使った美味しい昼食も、食育の一環でした。
2日目は名古屋市港区で「三河湾・伊勢湾防衛大作戦」が行われ、水中ドローンを使った観察や海ごみの現状についての学びが深まりました。子どもたちは、綺麗な海を守るために何ができるかを考え、波の音を聞きながら自然と触れ合いました。午後には、隊長であるAMEMIYAさんと共に堤防で海ごみを拾いながら、海の現状に直面しました。
歌に込めた思い
最終日、子どもたちは学んだことを歌詞にする時間を持ちました。「クルマエビ」「深海魚」「海ごみ」といったワードを使い、それにAAEMIYAさんがメロディーをつけて仕上げました。完成した歌は、全員で海をバックに大合唱し、感動的な瞬間が生まれました。
その結果温かい心を込めて歌ったオリジナルソング「栽培漁業、はじめてます~」と「ごみ拾い、はじめました~」が、7月下旬からYouTubeで配信されています。これらの楽曲は、未来の海を思う気持ちが詰まっており、聴く人々の心を打つことでしょう。
未来へ続く海と日本プロジェクト
この素晴らしいイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環です。このプロジェクトは、全国の人々が海を身近に感じ、環境への関心を高める取り組みを推進しています。海の豊かさを次の世代に引き継ぐため、みんなで手を繋いで活動を続けていくことが重要です。
公式サイトではさらに詳しい情報や、活動の様子を見ることができます。ぜひチェックして、愛知の海の未来を一緒に考えましょう。 公式サイト:
海と日本プロジェクトin愛知