共生型連合体全体会議
2025-12-31 23:36:30

大阪公立大学で開催された岡山大学の共生型連合体全体会議の意義

共生型連合体第2回全体会議が大阪で開催



2025年12月12日、国立大学法人岡山大学は大阪公立大学中百舌鳥キャンパスにて、共生型連合体の第2回全体会議を行いました。この会議には、岡山大学をはじめ、筑波大学、大阪公立大学、大阪大学、山梨大学、金沢大学といった日本の主要な大学が集まり、地域の課題解決と新たな地方創生に向けた具体的な策を探るための意見交換が実施されました。

共生型連合体の目的とプログラム



共生型連合体は、国家戦略特区を実証フィールドとして活用し、各大学の強みを生かして地域課題の解決と新たな価値創出を目指すものです。当日は、参加大学からそれぞれの取り組みや成果が発表され、社会変革に向けた協働の重要性が強調されました。

大阪公立大学の松井利之副学長による歓迎の後、岡山大学の櫻井淳副理事が共生型連合体の課題提案について説明を行いました。その後の発表では、スーパーシティ型国家戦略特区やデジタル田園健康特区の枠組みを利用した医療DXや救急医療体制の向上に関する取り組みが紹介され、それぞれの地域が直面する課題をどのように解決していくかという具体例が取り上げられました。

参加大学の取り組みと学び



意見交換の中では、大学間連携の難しさや個々の持つ経験を組織的な結びつきにどう昇華させるかなどが議題として挙げられました。また、医療分野での規制改革に対するアプローチやデータ連携の取り扱いについても具体的な意見が交わされ、地域との信頼関係を築くための小さな成功事例の重要性が再確認されました。

特に役立ちそうな提案として、「アンテナ感度の高い人材をハブにしてネットワークを広げること」の重要性が強調されました。それにより、複数の大学が連携してエビデンスを構築し、地域課題に対してより深い理解と対応を進めることが期待されています。参加大学の各団体は、地方創生に向けた持続可能なアプローチを追求していく姿勢を鮮明にしました。

次なるステップと持続可能な連携の確立



会議後は、大阪公立大学のスマートエネルギー棟が見学され、エネルギー管理に関する取り組みについて理解が深まりました。この施設の見学は、今後の大学間連携の発展に向けた新たなインプットとなることでしょう。

今後のアクションとして、2026年1月27日に岡山コンベンションセンターで開催されるJ-PEAKSシンポジウムにおいて、さらに具体的な連携テーマの整理が進められる予定です。参加大学は、「共生型連合体」がなければ困るというレベルの持続的な連携モデルを確立することに合意しました。

まとめ



岡山大学は引き続き、地域の特性に根ざした課題解決型のイノベーションを創出し、新たな地方創生モデルの構築を進めていきます。今後の進展に大いに期待が寄せられています。


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