ゼロドアHDの資金調達
2025-01-24 12:34:22

大阪のゼロドアHDが資金調達、建設業界のDX推進に期待のんびり

ゼロドアHDが資金調達、建設業界のDXをさらに加速



株式会社ゼロドアHD(大阪市北区)は2025年に向けての大きな一歩を踏み出しました。2025年1月10日、同社はSBIインベストメントをリード投資家とした1.5億円の資金調達を実施。これにより、同社の中核事業であるJFDエンジニアリングの3D測量セグメント事業に焦点を当て、その革新を図ります。

この資金では、住宅メーカー向けデジタルツインサービスのSaaSプロダクトや、3D点群データを活用したCAD作図の負担を50%以上削減するAI・RPAシステムの開発が計画されています。これらの新技術は、2025年春にはリリースを果たす予定です。

測量業界の新たな挑戦



ゼロドアHDのCEOである吉田慶祐氏は、測量業界が直面している技術的な課題を解決するための強い意志を示しています。特に、旧態依然とした業界構造の見直しが急務であり、3Dを用いた新しい測量技術の導入が不可欠です。「測量産業をアップデートしたい」と力強く語る吉田氏は、今期にシミュレーションモデルをリリースし、業界スタンダードを確立すべく奮闘中です。

具体的には、3D点群データを利用し、住環境のシミュレーションを可能にします。これにより、誰でも簡単に自分の住まいの環境を理解し、最適な設計ができるようになることを目指しています。

測量業界のDX化に向けた意気込み



ゼロドアHDは、持続可能な社会を実現するために、測量業界のDX化を推進します。CFOの幸圓春来氏は、これまでのM&Aや組織再編を経て、独自の技術開発に注力してきたことを強調。「人と時間、リソースを活用しつつ、未来に向けた挑戦を続ける」と話します。今後の成長戦略として、3D測量やデジタルツインサービスの展開が期待されています。

投資家からの高評価



今回のシリーズA調達にはSBIインベストメントも参加しており、同社の次長である河村暁氏は、ゼロドアHDの広範な顧客基盤と建設DXサービスの展望に期待を寄せています。「3D測量に加え、現在開発中のAR技術を活用したデジタルツインサービスにも大きな可能性がある」とし、同行ほどの技術革新には大いに期待が集まっています。

ゼロドアHDの今後の展開



今後、ゼロドアHDは小規模建築や建設産業との連携を強化し、デジタル技術を活用した持続可能な事業を展開していくとしています。国土交通省が推進するBIM/CIMの導入も背景にある中、同社の果たす役割はますます重要になることでしょう。

まとめ



建設業界のデジタル化を進めるゼロドアHDは、資金調達を通じて未来の測量業界を切り拓こうとしています。今後も彼らの挑戦から目が離せません。新しい生活空間の実現を目指し、デジタルツインサービスの進化に期待が高まります。


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