コレクション2の魅力
2025-10-06 13:37:03

国立国際美術館新しい特集展示「コレクション2」の魅力をご紹介

国立国際美術館「コレクション2」の魅力



2025年11月1日から2026年2月15日まで、国立国際美術館で開催される特集展示「コレクション2」。この展示は、特集展示「21世紀の想像力」と通年展示「コレクション・ハイライト」という二部構成で、多彩な現代美術の魅力をお届けします。特に21世紀の初頭から現在にかけての美術作品を振り返ることができる貴重な機会です。

展示の意義と背景



21世紀に突入してから、私たちの価値観や世界観は大きく変わってきました。特に、激動の20世紀が終わりを迎えた頃、誰もが新世紀の美術がどう展開されるかを予測することは困難でした。しかし、25年間の時を経て、私たちはその当時に生まれた作品たちを直に鑑賞できる環境にいます。この「コレクション2」は、美術を通じて私たちの今と未来を見つめ直す機会でもあるのです。

特集展示「21世紀の想像力」



特集展示は、現代の作家たちが描く新しい世界像を感じることができます。展示作品の中には、ツァオ・フェイの《マトリョーシカ・バース》や、今井麗の《MUTINY》など、近年新たに収蔵された魅力的な作品が並びます。これらの作品を通じて、私たちは変わりゆく世界をどのように捉え、表現しているのかを体感することができます。

章構成



1. 変貌する世界のイメージ

現代の人間が失った生の基盤を反映した作品たちを通じて、変わりゆく世界像を掘り下げます。エルヴィン・ヴルムの衣服を纏った彫刻や、リチャード・タトルのワイヤーメッシュアートなど、従来の美術の枠を超えた作品が並びます。

2. ありきたりな日常の裏側

日常の中に潜む新しい視点を見つける作品が展示されます。伊庭靖子のコーヒーカップや、今井麗の玩具を描いた作品など、身近な存在から新たな気づきを得ることができるでしょう。

3. プラトーの彼方へ

新しい成長段階に入った人類が迎える未来を探るこの章では、今井俊介や横山奈美といった新しい世代の作家が展開する作品群が視覚的に私たちを挑発します。

通年展示「コレクション・ハイライト」



通年展示では、国立国際美術館の代表的な所蔵作品や新たな収蔵作品を紹介します。ポール・セザンヌやマックス・エルンストといった歴史的な作品から、現代作家として注目される村上隆やヨーゼフ・ボイスに至るまで、幅広い作家の作品が見られます。これもまた、近現代美術の様々な側面を感じ取る貴重な機会です。

開催概要とアクセス情報



  • - 会期:2025年11月1日(土) ‒ 2026年2月15日(日)
  • - 会場:国立国際美術館地下2階展示室
  • - 開館時間:10:00 ‒ 17:00(金曜は20:00まで)
  • - 休館日:月曜日(ただし特定日は開館)
  • - 観覧料:(一般430円、大学生130円)

この特別な展示を見逃さないように、ぜひお越しください。美術館にてお待ちしております!


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