ジョニー・トーのサスペンス傑作がTV初放送
日本の映画ファンにとって、香港映画はそのスタイルやストーリーが独特で魅力的です。特に、ジョニー・トー監督の作品は香港ノワールの旗手として、その映像美と緊張感あふれる演出が注目されています。今回は、そんなジョニー・トー監督の作品を特集した「香港シネマ大全」の第二弾として、4か月連続放送の中から選りすぐりの作品がTV初放送されることをご紹介します。
放送される作品たち
特集には、シリーズの主役で名優アンディ・ラウが魅せる傑作サスペンス『暗戦 デッドエンド』とその続編『デッドエンド暗戦リターンズ』が含まれています。これらは、完全犯罪を企む知能犯と、彼に立ち向かう警部の心理戦を描いた作品です。また、近未来の香港を舞台にした痛快なカンフーアクション『ワンダーガールズ 東方三侠』シリーズもお目見えします。これらの作品は、9月18日(木)から19日(金)にかけて放送されます。
『暗戦 デッドエンド』の魅力
まずは『暗戦デッドエンド』についてご紹介しましょう。末期ガンと宣告された主人公チャンが、ある目的のために計画した犯罪が物語の中心です。彼は大手金融コンサルタント会社に押し入り、人質をとって籠城するという大胆な手法を選択します。そして、香港の警察の凄腕交渉人、ホーを交渉相手に指名。緊張感溢れる72時間のカウントダウンが始まります。知能犯のゲームが進む中で、観客は彼の裏に隠された復讐の目的についても追体験することになります。
続編『デッドエンド暗戦リターンズ』の展開
続いて、『デッドエンド暗戦リターンズ』が放送されます。この作品では、交渉人ホーと新たな知能犯ケンが対峙します。ホーは捜査の最中、ケンに翻弄されながらも、彼の目的を知るために必死に追いかけることになります。この作品の魅力は、緊迫した心理戦とともに、2人のプロフェッショナル同士の戦いが描かれた点です。
『ワンダーガールズ』シリーズの楽しさ
また、9月18日(木)には、『ワンダーガールズ 東方三侠』が放送され、さらにその続編も翌日に放送されます。これらの作品では、香港映画界を代表する女優たちが集結し、痛快なカンフーアクションが展開されます。近未来の荒れた香港を舞台に、ヒーローたちが邪教集団に立ち向かう様子は、視覚的にも楽しませてくれます。
視聴方法と詳細
これらの作品は、洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」で放送されます。スカパー!やJ:COMなど、全国のケーブルテレビでも視聴可能です。特に新たに加入することで、見逃し配信も活用できるため、見逃した方も安心です。放送日時を逃さず、ぜひご覧ください。
結論
ジョニー・トー監督の特集は、香港映画の魅力を再発見する絶好の機会です。サスペンスやアクションに満ちた作品が続々と放送されるこの機会、お見逃しなく!これを機に、香港映画の深い世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。