新CM『知ることは、未来を切り拓く。』篇の魅力
2025年2月2日より、俳優の工藤阿須加さんを起用した新TVCM『知ることは、未来を切り拓く。』篇が全国(一部地域を除く)で放送開始される。この特別なCMはだ単に新たな広告としてだけでなく、日本農業新聞の魅力や活動を広く伝えるための重要なメッセージも込められている。工藤さんは2025年2月から2026年3月まで、同新聞の公式アンバサダーも務める。
農業が持つ魅力を伝える
新CMの舞台は福岡県糸島市の広大なブロッコリー畑。工藤さんは、農業と俳優業の二刀流を見事に両立させる姿を映し出し、日本の食と暮らしを支える農業の魅力をしっかりと伝えている。「知っていますか?農業のいまを。日本の豊かな食の未来へ、農家が立ち向かっています」という工藤さんの真剣な眼差しと力強いメッセージは、多くの共感を呼ぶに違いない。
さらに、CMのメイキング映像では、工藤さんがブロッコリーの生産者と直接語り合う様子が収められており、農業に対するリアルな想いがしっかりと伝わってくる。農業を志す若者への応援メッセージも新CMには盛り込まれており、農業と俳優業の共通点や、その魅力についての発見がファンにも届けられる。
撮影の裏話とエピソード
この新CMの撮影は、12月の寒い早朝に行われた。気温はたった7℃という過酷な条件下で、工藤さんは広大な畑で真剣に収穫作業に取り組む。途中、突然のスコールに見舞われたが、その後に現れた虹と瑞々しい味わいのブロッコリーが映る場面は、トーンの変化を見せる素敵な瞬間となった。
撮影の合間に、工藤さんがブロッコリー農家と交流したことで、農業への理解が一層深まるエピソードも話題を呼んでいる。採れたてのブロッコリーをしっかりと味わい、その魅力について熱心に語り合う姿は、双方の心温まる交流の瞬間を映し出した。特に新鮮さと柔らかさの違いに驚いた工藤さんは、ブロッコリーの柔らかい茎の部分が一番の美味しさを持つと熱弁した。
また、撮影を終えた工藤さんには地元の新鮮な野菜で作られた「野菜ブーケ」がサプライズで贈られ、その嬉しさからか思わず齧り付く姿が笑いを誘った。撮影現場が和やかな雰囲気に包まれた瞬間でもあった。
工藤さんの農業への熱い思い
工藤さんは、俳優業と農業がどのように影響を与え合っているかをインタビューで語っている。農業の現場でも、周りとのチームワークが重要であり、人と人との関わりが必要不可欠であると感じているという。彼は農業を志す人々への応援メッセージとして、一次産業の仕事が消費者に美味しさを届けるための熱意をずっと持っていることを伝えた。
また、糸島市については「海も山もあり、常に自然を感じられる場所」と評し、ぜひ再訪したいという気持ちも明かしている。そして、日本農業新聞の電子版についても、その情報収集の便利さを実感していると語った。
日本農業新聞の取り組み
日本農業新聞は、1928年に創刊されて以来90年以上にわたり、日本の農業に特化した情報を発信している。このたびの新CM放送に伴い、特設サイトもオープンしており、農業に興味がある人々に向けたキャンペーンも展開予定だ。新規就農者を対象にした応援キャンペーンや、学生向けの学割キャンペーンなど、これから多くの人々が農業に関心を持つきっかけを提供する場でもある。
『知ることは、未来を切り拓く。』というメッセージが込められた新CMを通じて、工藤阿須加さんと日本農業新聞の歩みが、農業の魅力を伝えていく姿を期待したい。これからの放送に乞うご期待!