世界的ヒットを目指すダウンタウンの新展開
1989年に始まり、長年日本のテレビ界で愛され続けている『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』。その中でも特に人気を誇る企画『絶対に笑ってはいけない』が、ついにグローバル化の波に乗ることとなりました。今回、製作会社である吉本興業が、バニジェイ・エンターテインメントとパートナーシップを結び、この企画のフォーマット販売を行うことが発表されました。
バニジェイは、世界25の国と地域で約130の制作会社を有するエンターテインメントのトップ企業であり、その広範囲なネットワークを活かして、各国で『絶対に笑ってはいけない』のローカル版を制作することが予定されています。これにより、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、さらにはヨーロッパ各国で、この日本の名作が新たな形で楽しめるようになるのです。
『絶対に笑ってはいけない』は、何度もシリーズ化されており、2006年からは日本テレビの大晦日特番として放送されてきました。この企画は、観客に「笑ってはいけない」と自身を抑制しながらも、次々と繰り出される笑いの要素から目が離せないという緊張感が魅力。また、ダウンタウンの松本人志が企画した『ドキュメンタル』をはじめとする他の企画も、多様な国でローカル版が制作され、高い評価を得ています。
松本人志と吉本興業の想い
吉本興業の代表取締役副社長藤原寛は、「今回のパートナーシップを結べたことに大変光栄に思っている」と語り、日本で最も人気のあるバラエティ番組の一つとして、世界中で視聴者と共有できることを期待しています。
一方、バニジェイのチーフコンテンツオフィサーであるJames Townleyも、『絶対に笑ってはいけない』の可能性について語り、ユニークなフォーマットが国際展開においても多くの可能性を秘めていると強調しました。特にこの番組の特徴である「笑った瞬間に罰がある」という設定は、各国の文化に合わせてローカライズすることが可能だとし、地域ならではの独自の要素を生かしたヒット作を生み出すチャンスがあると述べています。
バニジェイ・エンターテインメントの力
バニジェイは、2008年に設立され、25の国と地域で130以上のクリエイティブ企業を有しています。年間に約16,000時間のコンテンツを提供し、多くのライブイベントも手掛けており、エンターテインメントの革新を進めています。彼らが手掛ける人気番組には『MasterChef』や『Survivor』などがあり、各国で視聴者の支持を受け続けています。『絶対に笑ってはいけない』もバニジェイのポートフォリオに加わることで、さらなる価値を生むことでしょう。
今回の戦略的パートナーシップが、どのように『絶対に笑ってはいけない』の世界展開に寄与していくのか、そしてその新たな挑戦が日本のエンターテインメントにどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目です。