永田滉太朗選手、ポルトガルでプロ初のマンオブザマッチを獲得

永田滉太朗選手、ポルトガルでの快挙

今シーズン、ポルトガルのUDオリヴェイレンセで活躍する19歳の若手選手、永田滉太朗。横浜FCユース出身の彼は、2021年に横浜FCからの期限付き移籍でオリヴェイレンセに加入し、ここまでの試合数は14試合。入団以来、ついにプロ入り後の2ゴール目を決め、マンオブザマッチに選出されるという快挙を成し遂げました。

試合の内容

1月21日、永田選手は日本時間の午前3時にキックオフされたポルトガル2部リーグ第18節で、オリヴェイレンセとペナフィエルの対戦に先発出場。この日は悪天候の中での試合でしたが、気合の入ったプレーでチャンスを作り続けました。

1-1の同点で迎えた65分、コーナーキックからのこぼれ球を見逃さず、ペナルティエリア外に待機していた永田選手が強烈な左足のシュートを放ちました。この一撃は相手GKの手をかすめ、そのままゴールに吸い込まれるという素晴らしい内容。試合を決定づける貴重な一発となりました。

残念ながら試合は2-2で終了したものの、永田選手は73分まで出場し続け、その存在感を示しました。

選手のコメント

マンオブザマッチを受賞した永田選手は「今日は特に意欲が高く、相手が首位のチームであるため、どれくらい自分ができるか試す良い機会でした。得点の場面では、コーナーキックでボールがこぼれると思ってポジションを取っていたので、うまくいきました」とコメント。

彼はマンオブザマッチの栄誉を前回の試合で逃したことから、今回の受賞を特に嬉しく感じている様子。

サッカー界への貢献

永田選手の活躍は、彼自身の成長にとどまらず、日本サッカー界全体にも良い影響を与えています。オリヴェイレンセの経営権を持つONODERA GROUPは、日本の子どもたちが世界に挑戦できる環境を整えることを目指して活動しています。自国の代表的なクラブチームが国際的な舞台で成功を収めることは、これからの日本サッカーにとって重要な意味を持ちます。