摂南大学開学50周年記念式典が開催!
摂南大学は1975年の開学以来、地域貢献や教育の重要性を掲げてきます。その半世紀を振り返る重要なイベント、開学50周年記念式典が2025年10月30日に寝屋川キャンパスで開催され、約200名の参加者が集い、その歴史と未来を祝いました。
式典では、常翔学園の西村泰志理事長が挨拶を行い、続いて久保康之学長が開学50年に対する感謝の意を表しました。式典では、これまでの大学の歩みを振り返る映像も上映され、学生たちが「挑む、楽しむ。」精神を体現する姿が紹介されました。
学びの場の進化
開学当初からの理念である「世のため、人のため、地域のため」が今も息づく摂南大学は、今後も「挑む、楽しむ。」というキーフレーズのもと、多彩な記念事業を展開していきます。9学部17学科を有するこの総合大学は、専門性を活かし地域と共に成長していくことを目指しています。
次の50年へ向けた決意
今後は、創薬や農学分野に関する市民向けシンポジウムや、学生と教職員を支援する「挑む、楽しむ。」プロジェクト(愛称:むむプ)など、様々なイベントを予定しています。これにより、高い教育と地域社会との繋がりを強化し、新たな歴史の一ページを刻んでいくことでしょう。
開催される記念事業
記念式典に続き、以下のような多彩な記念事業が予定されています:
- - 薬学部公開講座:地域の皆様や薬剤師のために「進化するがん治療と薬物療法」をテーマにした講座を開催(11月9日、OIT梅田タワー)
- - 脂質基軸研究プロジェクト国際シンポジウム:スフィンゴ脂質や関連疾患に関する最新の研究を議論(11月15日・16日、枚方キャンパス)
- - 異分野交流会:地域貢献のため、産学官民の交流を促進する定例会(11月29日、枚方キャンパス)
- - 創薬ジョイントシンポジウム:大阪公立大学との共同開催で、最先端の創薬研究について議論(12月6日、枚方キャンパス)
- - AIと健康管理の講座:デジタル時代の医療の未来を考える講座(12月21日、枚方キャンパス)
未来を開くために
摂南大学の学長、久保康之氏は、開学50周年を契機として「開く社会」と「結ぶ未来」という新たな教育コンセプトを打ち出しました。これにより、地域、産業、行政との連携を深め、教育や研究を通じて社会への貢献をさらに進めていく方針を明らかにしました。
このように、摂南大学は次の50年に向けて新たなスタートを切っています。市民の皆様にとっても、共に成長する機会が広がることを期待しています。
記念事業の詳細は、摂南大学の開学50周年記念事業特設サイトをご確認ください。
摂南大学開学50周年記念事業特設サイト