ミュージカル『MURDERER』
2025-10-31 13:29:04

2026年上演のミュージカル『MURDERER』演出に松崎史也が挑む!

2026年上演予定の韓国ミュージカル『MURDERER』に注目



韓国発のミュージカル『MURDERER』が、2026年3月に本多劇場で上演されることが決まりました。このミュージカルは、表現主義演劇を代表する劇作家ゲオルク・カイザーの名作『メデューズ号の筏』をベースに、戦時中の収容所を舞台にした物語として新たに生まれ変わります。演出を手掛ける松崎史也氏は、2.5次元作品の名匠として知られており、今回が翻訳ミュージカルへの初挑戦となるため、期待が高まります。

ストーリーの背景



この作品は、戦争の悲劇を背景に、閉じ込められた6人の子供たちの7日間を描写しています。ストーリーの中では、彼らは大人が放ったわずかなビスケットと水を頼りに、命の危機に直面しながらも絶え間ない希望を見出そうとします。爆撃音が鳴りやむ中、彼らはどのように生き延びるかを問われ、絶望と希望の狭間で葛藤します。

出演者たちの意気込み



このミュージカルには、若手俳優たちが意気揚々と参加します。アレン役を演じる橋本祥平さんは、「生きることの意味や人間の残酷さを問いかける作品に、真摯に向き合いたい」とコメント。また、アン役の山本咲希さんと黒川桃花さんはダブルキャストとして、子供の純粋さを持ちながらも大人の要素も併せ持つキャラクターに挑みます。

新里宏太さんはエリック役として、「死を目の前にする中で、仲間として寄り添い合う大切さを描く作品に挑むことを光栄に思っています」と述べています。工藤広夢さんが演じるトミーは、子供らしい純粋さが際立つ役柄として期待されています。

演出家・松崎史也の思い



松崎氏は演劇における「死」の描写について、「目の前で生きる人物の命が消える恐怖は、観客にとって真実味を伴う経験になる」と強調します。この物語は、年端もいかぬ子供たちによる笑顔や叫び、渇望を通して、命の重みを明らかにするものだと言います。また、ただ重苦しいだけではなく、巧妙で大胆な脚本が創出するエンターテインメントとしての側面が魅力となっています。

詳細情報



ミュージカル『MURDERER』は、2026年3月7日から3月15日まで本多劇場にて上演されます。チケットは一般11,000円、学生7,700円で、オフィシャル先行は12月12日、一般発売は1月24日から開始される予定です。観客を惹きつける深いテーマがどのように表現されるのか、非常に楽しみです。ぜひ、劇場でこの特別な体験をお見逃しなく。


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