新サイズが加わるアルファ快削ショルダーミル4コーナ「SS4P」
株式会社MOLDINOが2025年12月22日に、アルファ快削ショルダーミル4コーナ「SS4P」に新たなサイズを追加して発売します。この新製品は、特にダイカスト向けの大物金型やモールドベース、大型部品の底面の荒仕上げから中仕上げ加工に最適な工具です。
開発の背景
近年、自動車や精密機器の製造において、大型部品の需要が急増しています。しかし、従来の多コーナ汎用ショルダー工具では、Φ50以上のラインナップが不足していました。これにより、業界内での競争力が損なわれていたのです。そこでMOLDINOは、2014年に発売した経済的なショルダー工具「SS4P」に着目し、その適用領域を拡大することを決定しました。
新たに加わるボアタイプの大径サイズ(Φ50~125)は、特に底面加工に優れた性能を持ち、これまで以上にさまざまな用途で利用できるようになります。
SS4Pの特徴とメリット
アルファ快削ショルダーミル4コーナ「SS4P」には多くの利点があります。まず、4コーナ仕様のデザインで、経済性に優れ、多様な加工に対応しております。また、ワイパー刃の採用により、底面切削時の加工面が非常に良好で、美しい仕上がりを実現します。
さらに汎用と刃先強化タイプの2種類のインサートが用意されているため、さまざまな条件での切削が可能です。これにより、金型や金属部品の荒~中仕上げにおいて、効率よく高精度な加工が行えます。
発売予定の仕様
新しく追加されるボアタイプのサイズは10アイテムで、Φ50からΦ125まで対応しています。この選択肢の増加により、工場の工具選定の自由度が格段に向上します。さらに、価格については105,050円から184,680円(消費税別)となっており、業界のニーズに応える価格設定がされています。
まとめ
アルファ快削ショルダーミル4コーナ「SS4P」の新サイズ展開は、まさに業界にとって朗報と言えるでしょう。多コーナの汎用ショルダー工具が不足している中でのラインナップ拡大は、金型業界や金属加工において新たな革新をもたらすことでしょう。2025年12月22日の発売を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。
詳しい製品情報については、
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