地域住民と連携した津波避難訓練の実施
2025年12月3日、新コスモス電機株式会社(以下、新コスモス)が大阪市淀川区にある淀川工場で、初めての地域住民参加型の津波避難訓練を実施しました。皆さんは、危険を最小限に抑えるための訓練や準備がどれほど重要であるかを理解していますか?この取り組みは、地域の安全を守るために非常に意義深いものでした。
訓練の背景
新コスモスは、「世界中のガス事故をなくす」という大きな目標のもと、ガス警報器や検知器を製造している企業です。2025年に設立された淀川工場は、津波避難ビルに指定されているものの、周辺には津波避難施設が少ないため、地域住民の安全を図るために訓練を行うことが決定されました。その目的は、災害時に住民を安全に受け入れられる体制を構築することです。
訓練の詳細
当日は、淀川区役所の職員や町内会の会長、福祉施設の関係者、地域住民など58名、新コスモスの従業員122名を含む総勢180名が参加しました。訓練では、実際に津波避難ビルへの避難誘導や避難場所(6階)への移動を行い、その後には行政や警備会社による講評も行われました。
訓練内容
- - 避難誘導:参加者は、事前に決められた避難動線に沿って安全に6階へ避難しました。
- - 講評:淀川区役所の職員やALSOKのスタッフからは、訓練の内容について評価や指摘がありました。
- - エアーストレッチャーの紹介:社会福祉協議会からは、医療用のエアーストレッチャーが紹介され、万が一の事態に備えた道具の重要性が強調されました。
参加者の声
地域住民からは、次のような声が聞かれました。
- - 「企業主体の地域参加型訓練は非常に貴重で、安心感があります。」
- - 「最近の火災や災害のニュースを見ており、参加することができて良かったです。」
- - 「地域での危機管理に取り組む姿勢に感謝しています。」
今後の取り組み
この訓練は、新コスモスの取締役山田芳穂氏が強調したように、偶発的なイベントではなく、継続的に行うべき取り組みです。「私たちは定期的に訓練を重ね、地域の課題を洗い出して有事に備えていきます。」と山田氏は述べており、今後も地域との連携を大切にしていく方針です。
新コスモス電機について
新コスモス電機は1964年に家庭用ガス警報器を世界で初めて開発し、以来、この分野でのリーダーとして「安全・安心・快適な環境作り」を目指してきました。家庭用ガス警報器は国内市場でトップシェアを誇り、今後も地域貢献を通じて更なる発展を目指します。
このような取り組みを通して、地域の安全対策が強化されることを願っています。新コスモス電機のこれからの活動に注目です。