万博からの新しい形のものづくり「MONOKATARI EXPO 2026」
2026年の大阪で開催される「MONOKATARI EXPO 2026」が、注目を集めています。このイベントは、2025年の大阪・関西万博を契機に誕生した取り組みを進化させたハイブリッド型展示会です。日本各地のものづくり企業の魅力を、体験と物語で伝えることを目指しています。
MONOKATARIとは?
「MONOKATARI」は、展示会とデジタルの融合によって、企業の販路開拓とブランド発信を実現する仕組みです。前回の2025年に行われた展示会では、約20社が出展し、来場者数は22,000人を超えました。更に、収益として約600万円を上げ、商工会議所との新たな産業支援モデルも高く評価されました。
この展示会の最大の特徴は、単なる製品の展示にとどまらず、来場者が直接その価値を「体験」できることです。出席者にはVR技術を使用した工房体験や、XRを用いた製品理解、そしてデジタルモールでの持続的な情報発信が提供されます。これにより、来場者はただの展示を超え、リアルな製品とその背景に触れることができます。
デジタル体験の革新
本展示会では、来場者が物理的な展示空間をデジタル上で体験できるインナービュー機能を用意しています。スマートフォンやPCからのアクセスが可能で、出展企業の製品や工房をバーチャル体験することができます。その一環として、ARグラスを利用した説明や展示も行われ、訪問者の理解を深めるための新たな試みが行われています。
監修を務める一般社団法人CRENEOの田中英臣代表理事によると、「日本のものづくりには、まだ語られていない価値がある。それは製品だけでなく、人や技術、背景が重なった物語だ」と語っています。このコンセプトをもとに、日本各地の魅力を全国そして世界に発信することを目指します。
MONOKATARI EXPO 2026の詳細
このイベントは2026年9月から12月にかけて開催されます。主会場は皆さんもおなじみのKITTE大阪で、10月に約1ヶ月間、さらに12月11日から13日にはKITTE丸の内でも行われます。企業参加の受付は2026年の4月1日から始まり、現在は仮予約を受け付けています。出展だけでなく、デジタルモールへの掲載も可能で、多くの企業が、デジタルでの先行参加からEXPO出展へとつなげる流れを作りだしています。
参画団体と国際展望
MONOKATARI EXPO 2026は、AI、IoT、DX分野の団体、さらには全国レベルの産業団体や流通関連団体が協力しています。そのため、横断的な連携体制が構築されており、World Trade Centerなどの企業とも連携し、国際的な展開も視野に入れています。
このように「MONOKATARI EXPO 2026」は、展示会とデジタルを融合させることで、これまでにない販路開拓のモデルを実現しています。2026年の開催を前に、多くの企業がその波に乗る準備を進めていることでしょう。ぜひ、この新しいものづくりの祭典にご注目ください。