新国立劇場バレエ団、英国舞踊批評家協会賞にノミネート
新国立劇場バレエ団が、このたび第26回英国舞踊批評家協会賞において「Stef Stefanou Award for Outstanding Company(最優秀カンパニー賞)」にノミネートされました。これは、バレエ界でも非常に名誉ある賞であり、毎年2000年から続く英国批評家協会(Critics' Circle)の舞踊部門が主催しています。
この賞は、60名以上のダンス専門ライターや批評家たちによって選ばれ、多くの場合、その年に最も注目すべき舞台パフォーマンスを称えるものです。2025年度には、前年よりも増加した379の団体や振付家、個々のダンサーが選考対象となり、最終的に新国立劇場バレエ団もその中に名を連ねました。
特に注目を浴びたのは、2025年7月にロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスで上演される予定の『ジゼル』です。この公演に関しては、すでに多くのメディアから高評価を受けています。公演後には、国際的な主要紙もそのパフォーマンスを絶賛、最高評価の5つ星を獲得したことからも、その素晴らしさが伺えます。実際に『ジゼル』は、ニューヨーク・タイムズやデイリー・テレグラフなどでも2025年のベストパフォーマンスに選ばれるなど、非常に高い評価を得ています。
最終選考結果の発表は、2026年6月15日にロンドンのコロネット劇場で行われる授賞式にて行われる予定です。果たして、新国立劇場バレエ団は最優秀カンパニー賞を受賞するのか、多くのファンがその結果を注目しています。
新国立劇場バレエ団の概要
新国立劇場バレエ団は、1997年に設立され、その以来日本の舞台芸術の重要な拠点として機能してきました。初代芸術監督を務めた島田廣氏の下、様々なレパートリーを展開し、古典から現代作品、さらにはオリジナル作品に至るまで、多岐にわたるプログラムを提供しています。2020年からは、英国で長年プリンシパルダンサーとして活躍した吉田都がそのリーダーシップを取り、毎シーズン約75公演を全国で展開しています。
新国立劇場バレエ団は、技術的にも芸術的にも世界の主要バレエ団と並ぶ実力を持つことを証明しています。また、バレエの普及と進化を目指し、絶え間ない努力を行っています。
吉田都芸術監督の足跡
舞踊芸術監督を務める吉田都は、9歳でバレエを始め、1983年にはローザンヌ国際バレエコンクールで受賞。その後イギリスに留学し、バーミンガム・ロイヤルバレエに入団し、1988年にはプリンシパルに昇格。22年にわたってイギリスで最高位のプリンシパルとして活躍しました。吉田監督は、数々の賞も受賞しており、日本や国際的な舞踊界において非常に影響力のある存在です。
今後の新国立劇場バレエ団の活躍に、ますます期待が高まります。バレエファンでなくても、彼らの公演には注目すべき理由が確かに存在します。