2023年に入った私たちの社会は、かつてないほどの環境問題に直面しています。その中でアーティスト・コムアイが新たに発表したシングル「なんか地球がおかしい」は、気候危機に対する強力なメッセージを携えて、リリースされました。350.org Japanとの協力で実現したこの楽曲は、日本語と英語の両方で楽しむことができ、毎日の猛暑を肌で感じる今、聴く者に強く響く内容となっています。
コムアイは、アマゾンでの出産を経験し、ブラジルと日本の二拠点で精力的に活動を展開しているアーティストです。音楽だけでなく、社会問題にも積極的に取り組む姿勢を見せており、特に環境問題については特に注力してきました。彼女自身が感じた「音楽と社会運動の相性の難しさ」を踏まえつつ、これまでとは異なる形でメッセージを届けようと挑戦しました。
新曲の制作は、子どもや大人が共感できるコールやチャントを作ることを目指して始まりましたが、その過程でコムアイは「音楽は美しさを追求し、社会運動は変革を求めるもの」という二つの側面の間で葛藤を感じました。それでも、温暖化の影響を受けた世の中で、歌詞の中に込められた「なんか地球がおかしい」というサビは、我々人類の不安を代弁しています。これは決して間違いでもないという肯定的なメッセージがあり、聞く人々に力を与える楽曲に仕上がっています。
共同企画者である350.org Japanは、未来のために私たちが今すぐ行動を起こすことの重要性を提唱しています。ジュニア・フィールド・オーガナイザーの飯塚里沙は、「最近の猛暑や豪雨を受け、多くの人が気候危機を自分の問題として感じるようになっています。コムアイさんの音楽の力で、より多くの人に環境問題を考えてもらいたい」と話します。
また、楽曲に合わせたミュージックビデオも公開されており、監督のマルルーンは、自身の独自の視点でMVを演出しました。コンクリートジャングルの渋谷から始まり、CGアニメーションの世界へと変わるビジュアルは、観る者に強い印象を与えます。マルルーンは、「コンセプトは『炎天下、意識ぶっとび幽体離脱MV』で、楽曲のメッセージをラフにまっすぐにお届けすることを目指しました」と説明し、彼女のユーモアと意識の深さが融合した作品を提供しています。
猛暑の中でどのようにして我々の未来を変えていくか、これまでの行動がどのように我々の環境に影響を与えているのか、再認識させられる作品です。新曲「なんか地球がおかしい」を皆で歌い上げることで、数十年後の環境が変わるかもしれないという希望が込められているのです。これからも頻発する気候変動の中で、一人ひとりのアクションを考えさせられるこの楽曲を、ぜひ享受してほしいです。リリースされた楽曲は、SpotifyやApple Musicなどで聞くことができ、ダンスチャレンジも盛り上がりを見せることでしょう。ぜひ参加して、環境問題について考えていく一歩を踏み出してみませんか?