岡山大学のCO2可視化発表
2025-01-31 02:39:30

岡山大学が取り組むCO2排出量可視化プロジェクトの成果発表会開催

岡山大学がCO2排出量の可視化に挑戦



2025年1月20日、岡山大学が主催するCO2排出量可視化チャレンジの成果報告会が同大学の津島キャンパスにて開催されました。このイベントは、岡山県商工会連合会と中国銀行との共催によるもので、約60名の県内企業や金融機関の関係者が参加しました。

CO2排出量の可視化とは



今回の報告会では、岡山大学の学生たちが取り組んでいるカーボンフットプリント(CFP)算定について発表がありました。CFPは製品やサービスのライフサイクルにおいて排出される温室効果ガスを算定し、その可視化を目指す取り組みです。岡山大学では、特に地域の中小企業との連携を強化し、脱炭素経営を支援するためのモデル事業に位置づけられています。

参加者から好評のプレゼンテーション



発表の冒頭には、環境省地球環境局の峯岸律子課長補佐が挨拶を行い、「岡山大学の取り組みは特に模範的であり、将来を担う学生によるCFPチャレンジは素晴らしい」と評価しました。その後、天王寺谷准教授のゼミに所属する学生たちが実施したCFP算定結果を発表しました。この業務を通じて、CO2排出量の削減に向けた具体的なアプローチが提示され、会場では中小企業の参加者たちが積極的に質問や意見を交わしました。

学生の感想と企業側の意見



天王寺谷ゼミの学生は、「管理会計や原価計算の知識が実際の環境問題に役立つことを実感した」とコメント。また、岡山技研工業の川上哲治専務取締役は、「以前はCFPについて知らなかったが、学生との学びを通じてその重要性を理解した」と話し、企業価値向上に向けた取り組みの意欲を示しました。

持続可能な地域経営に向けて



岡山大学は、昨年7月に環境省のモデル事業に採択され、地域全体の脱炭素経営支援体制の構築を進めています。今回の報告会を契機に、大学が地域に与える影響や、環境問題への取り組みを一層強化したいと考えています。来年度も同様のチャレンジを実施する予定です。地域中核の研究大学として、岡山大学は今後も持続可能な社会の構築へ貢献していくことを誓っています。

まとめ



今回の成果報告会は、学生と企業、そして地域社会が協力して脱炭素活動に取り組む貴重な機会となりました。岡山大学の取り組みにより、地域全体の環境意識の向上が期待されます。更なる活動への期待と、岡山大学の今後の成長に注目したいですね。


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