STU48新公演『アイドルの夜明け』初日レポート
2025年2月27日、広島県のSTU48広島劇場にて待望の新公演『アイドルの夜明け』が幕を開けました。約2年半の時を経て、新たにスタートしたこの公演は、AKB48チームBのオリジナル公演を引き継いだものです。
公演初日は出演メンバーが新衣装で登場し、オープニングナンバー『アイドルの夜明け』から始まりました。この日は、尾崎世里花、信濃宙花、曽川咲葵、高雄さやか、中村舞、原田清花、福田朱里、吉田彩良の8人が登壇しました。
彼女たちは続けて4曲を披露し、初日ならではの緊張感を持ちながらも、ファンとの一体感を楽しみました。MCでは、原田が「緊張しすぎて夢の中にいるみたいな感覚です」と語ると、信濃も「心臓の音が脳に響くほど緊張しています」と心境を明かしました。メンバー同士のやり取りからも、初日の特別な瞬間が感じられました。
直後には、出航から始まるアンコールが続き、ファンを楽しませる場面も。曽川は「こうして初日公演ができたことが本当に嬉しい」と感謝を述べ、信濃も「この経験を通じて、私たちが成長できると信じています」と決意を語りました。
また、公演の終盤には各メンバーがファンに向けた思いを伝える時間が設けられ、福田は「皆さんの応援が私たちのアイドル人生を支えています」と感謝の気持ちを表しました。特に印象的だったのは、曲『アリガトウ』の最中にファンと目が合い、涙を流すメンバーの姿でした。
今回の公演で特に盛り上がりを見せた『女子高生はやめられない』では、信濃がファンに呼びかけると、尾崎がユーモラスに返答し、会場は笑いに包まれました。このような和やかな雰囲気の中で、メンバーたちはファンとの心の距離を縮めていったのです。
公演後のアフタートークでは、中村が“緊張感に包まれていたが、ファンの温かさが励みになった”と明かし、信濃も“涙が止まらなかった”と感情を吐露しました。そして尾崎は、初日メンバーに選ばれるという夢が叶ったことに感動を新たにしました。彼女たちの言葉からは、私たちファンに届けるために努力している気持ちが伝わってきました。
新公演『アイドルの夜明け』は、STU48の新たな挑戦が詰まっています。これから続く公演も多くのファンを魅了し、メンバー自身を成長させていくことでしょう。ぜひ、これからの公演も足を運んでみてください。