生成AIと家庭学習
2026-03-12 15:10:27

生成AIが家庭学習に与える影響と保護者の意識調査の結果

生成AIが家庭学習に与える影響と保護者の意識調査の結果



2025年、株式会社公文教育研究会は家庭学習に関する調査を行い、小学校1~3年生のお子さまがいる家庭を対象に、保護者の意識や行動を探る重要なデータを集めました。この調査では、生成AIをはじめとしたデジタル学習の現状、家庭学習の内容や時間に対する保護者の意見が浮き彫りになっています。

調査の概要


この調査は、2025年12月19日から24日までの期間に、母親1,000人と父親800人を対象に実施されました。調査方法はインターネットを利用し、家庭学習の現状や保護者の意識を把握することを目的としています。

調査結果の概要


1. 子どもの家庭での過ごし方


子どもが家庭で過ごす時間に関する調査では、最も多くテレビを見る時間が1日平均45.4分で、次いでゲームが36.2分、動画配信サイトやアプリが33.9分となっています。この結果から、家庭での学習よりもエンターテインメントに多くの時間を費やしていることが伺えます。

2. 読書時間の減少


また、家での読書時間については「全くない」という回答が29.5%に達しました。さらに、30分未満の場合が46.7%と、読書習慣が減少していることも明らかになり、今後の対策が求められます。

3. 家庭学習の現状


家庭学習の頻度において、最も多かったのは毎日(35.3%)ですが、全体的には家庭学習の時間は減少傾向にあることが確認されました。「15分~30分未満」が最も多く40.5%を占めており、十分な時間が確保できていない状況が浮き彫りに。特に、小学校の宿題や予習・復習が減少している点が気になるところです。

4. デジタル教科書への評価


デジタル教科書については、38.8%の保護者が「好ましい」と評価しています。ただし、「まったく好ましくない」と評価する人も増加しており、その割合は昨年の2倍近くになっています。デジタル学習の内容は「学校の宿題や課題」が46.1%を占めており、デジタル技術の活用が進んでいる実態が見受けられます。

5. 生成AI利用の意識


家庭学習における生成AIの利用状況をみると、全体の23.1%の家庭が何らかのかたちで生成AIを利用していることがわかりました。特に保護者自身が子どもの教育目的で利用しているケースも8.3%あり、今後の成長が期待されます。

さらに、生成AIの利用を「増やしたい」と考える保護者が29.2%おり、「利用したくない」との回答は28.9%と、意見の二分化が進行中です。

6. 学習サービス選びの傾向


学習サービスを選ぶ際に、生成AIを導入しているサービスを「選びたい」とする保護者が20.3%いる一方で、「選びたくない」という声も32.1%に達し、選択肢の一つとしての評価が低いといえます。

この調査結果は、家庭学習のあり方や保護者の意識の変化を映し出す重要なデータであり、今後の教育課題に対しても新たな視点を提供しています。家庭教育のデジタル化や生成AIの積極的な活用が期待される中で、教育サービスのあり方が問われているのです。

このように、家庭学習の現状と保護者の意識は日々変化しており、未来の教育環境を形成する上で非常に重要な指標となります。今後の調査結果にも注目し、さらなる研究と対策が期待されます。


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