未来のデザイン挑戦
2025-09-09 14:38:08

万博会場で広がる未来のデザインとものづくりの挑戦

万博会場で広がる未来のデザインとものづくりの挑戦



2025年の大阪・関西万博に向けた「Co-Design Challenge Pitch #4」が、9月4日に万博会場内のフューチャーライフヴィレッジで実施されました。今回のテーマは「デザイン × ものづくり」で、要素と価値を提案するために、多彩な事業者が集結しました。

未来のくらしを考える挑戦者たち


このイベントでは、参加事業者が各々の課題解決のアプローチや、そのプロダクトに託つた想い、そして将来の展望を発表しました。ナビゲーターとして小西利行氏と倉本仁氏が登壇し、株式会社colourloop、カナデビア株式会社、一般社団法人サスティナブルジェネレーション、株式会社ドッツアンドラインズの4社が自身の挑戦について語りました。

参加事業者のプレゼンテーション



1. 株式会社colourloop - 廃棄繊維のリサイクルを推進する同社は、色分別による効率的な資源循環を提案しました。着られなくなった衣類を美しい製品に生まれ変わらせることに挑戦し、開発したベンチには3000枚の廃棄された衣料が使用されています。

2. カナデビア株式会社 - スマートフォンアプリと連携した回収箱を開発し、一人ひとりの分別を通じて資源循環を促進することを目指しています。子ども向けのゲームを通じて、楽しみながら環境問題の意識を高められる取り組みです。

3. 一般社団法人サスティナブルジェネレーション - 環境に配慮した古紙から生まれる展示台を紹介しました。軽量かつ強度に優れたこの製品は、持続可能な未来に向けた提案を具体化しています。

4. 株式会社ドッツアンドラインズ - 燕三条エリアからチタン製の椅子を発表しました。廃棄物を出さない製造方法を模索し、99%の歩留まりを実現。万博後もこの取り組みを続ける意気込みを示しました。

共創の精神を育む場


小西氏はCDCの目的について、デザイン視点と共創による新たな価値の創造であると強調しました。参加者の皆さんは共に新しい何かを作り出すことで、社会に良い影響を与えたいとの想いを持っています。

イベントの最後には、各事業者が今後の展望を語り、共創の力がいかに未来を作るかを再確認しました。各々が抱くビジョンは、さらなる持続可能な社会への道を示すものです。

次回の予告


「Co-Design Challenge Pitch」は全5回の開催を予定しており、最終回は9月22日に実施されます。このイベントを通じて、新しい価値を創出するための多様な挑戦が続いていきます。ぜひ注目してください。

このように、デザインとものづくりに対する挑戦が続く中、2025年の万博でどのような新しい価値が生まれるのか、多くの市民や企業が期待を寄せています。


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