榎本健一の生涯を描く音楽劇『エノケン』の製作発表と公演情報

2025年10月、シアタークリエで上演予定の音楽劇『エノケン』の製作発表が、東京キネマ倶楽部にて盛況のうちに行われました。この作品は、喜劇俳優・榎本健一の波乱万丈な人生を描いており、作は又吉直樹、演出はシライケイタが手がけます。主演には市村正親が務め、劇中曲『私の青空』を初披露しました。

榎本健一は、昭和の日本において人々に笑いを届けた喜劇俳優です。その人生は、戦前から戦後にかけて様々な試練を経験しながらも、舞台を通じて観客に感動を与え続けました。『エノケン』では、彼の喜劇への情熱や、家族、仲間、ライバルとの絆が描かれます。

製作発表の場では、登壇者たちがこの作品への意気込みを語る姿が印象的でした。市村正親は、榎本の生涯を演じることに大きな期待を寄せており、脚本に感動したと述べました。松雪泰子は、選ばれたことを大変嬉しく思い、作品の時間軸の面白さについても言及しました。また、本田響矢は、榎本健一の息子を演じることへの喜びと、その深い視点を通じてエノケンを描けることを楽しみにしていると語りました。

そして、追加公演の情報も発表され、8月19日から抽選先行受付が始まります。公演は2025年10月7日から26日まで、シアタークリエで行われ、その後も大阪や佐賀、愛知などでの公演が予定されています。オーディエンスには、エノケンの生涯を温かい笑いとともに思い出させる内容に仕上げていくとのことなので、ぜひ期待しておきましょう。

詳細なチケット情報は公式サイトをご確認ください。チケットは全席指定で12,800円、特別シートも用意されています。特にアフタートークイベントも実施されるため、興味のある方はお早めにチケットをゲットしてください。この音楽劇『エノケン』は、喜劇と共に流れる涙や笑いを楽しむ、貴重な体験になることでしょう。どうぞご期待ください！