松江城で幻想的な雲海体験を!
島根県松江市に位置する国宝松江城が、令和7年6月28日より開催されるイベント「八雲立つ雲海・松江城~光と詩で紡ぐ物語~」にて、国内最大級の人工雲海システムを導入します。この取り組みは、松江城が国宝に指定されてから10周年、また天守保存150周年を祝うものです。
仮想の雲海が生み出す幻想的な景色
株式会社いけうちと日本庭園由志園株式会社の共同プロジェクトによって実現したこの幻想的な雲海体験。最新のスプレーノズル技術を駆使し、松江城を包み込むように広がるこの雲海は、立体音響やプロジェクションマッピングと組み合わせられ、訪れる人々を神話の世界へと誘います。出雲の国の「八雲立つ」神話を想起させる、幽玄な光景が繰り広げられます。
いけうちは長年、寺院仏閣や城での雲海設置に実績を持つ、国内有数の産業用スプレーノズルメーカーです。これまでに京都の仁和寺や熊本城などでの雲海システム導入経験をもとに、松江城でのプロジェクトが実現しました。
開催日程と内容
「八雲立つ雲海・松江城」は6月28日から8月17日までの期間中、土日祝日及び7月8日(月)に開催されます。夜の部では、雲海の出現に加え天守へのプロジェクションマッピングや立体音響まで楽しむことができ、日中は無料で雲海を観覧可能です。
- - 夜の部: 19:20~21:00 (有料)
- - 昼の部: 10:00~18:00 毎時00分から(無料)
チケット情報: 日付指定券は大人1,000円、小中学生500円で、事前購入制となり、当日は空きがあれば300円増しで販売される予定です。公式サイトから詳細を確認できます。
特別イベントとのコラボレーション
イベント初日とその翌日には松江市内のくにびきメッセにて「特別版 お城EXPO in 松江 2025」が実施されます。お城に関する講演会や展示が予定されており、「お城EXPO」を楽しんだ後に松江城の幻想的な雲海を体感することで、歴史と文化へどっぷりと浸ることができるでしょう。
まとめ
松江城の国内最大級の人工雲海システムは、訪れる人々に新たな体験を提供します。雲海が形作る幻想的な光景と共に、松江城の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。また、夜市も開催されるので、美味しい食事を楽しみながら、ぜひこの貴重な体験を味わってください。詳細は公式サイト(https://unkai-matsuecastle.com/)をご確認ください。