新トリプル蓄電システム
2025-07-01 11:14:52

オムロンの新しいトリプル蓄電システムが登場!ライフスタイルに合わせた柔軟なエネルギー管理

オムロンの新たなエネルギー管理システム「KPTPシリーズ」



オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社が2023年10月に、新たなトリプル蓄電システム「KPTPシリーズ」の販売を開始します。この製品は、主に戸建て住宅向けに設計されており、太陽光発電、蓄電、V2H(Vehicle to Home)を組み合わせて、ユーザーのライフスタイルに応じた柔軟なエネルギー管理を実現します。

背景にあるニーズ


近年、電気料金の高騰や自然災害の頻発により、住宅での自家消費電力の重要性が増しています。特に、太陽光発電の卒FITが進む中、自家生成した電力をいかに効率よく蓄え、必要時に利用できるかが重要な課題になっています。さらに、2025年から2035年にかけて普及が進むと考えられる電気自動車(EV)を活用した蓄電システムのニーズも高まっています。

KPTPシリーズは、これらのニーズに応える形で開発されました。このシステムは、太陽光発電や蓄電池だけでなく、将来的に購入するEVをも活用しながら、災害時などの非常用電力としても利用できる点が大きな特長です。

システムの柔軟性


KPTPシリーズの特筆すべき点は、そのシステムの柔軟性です。ユーザーは最初に太陽光発電と蓄電池だけを導入し、将来的にEVを購入した際にはV2Hスタンドを追加することで、簡単にトリプル蓄電システムに拡張することが可能です。これにより、新築住宅や既存住宅においても負担を抑えた形でエネルギー管理ができます。

遠隔モニタリング機能


新しいKPTPシリーズには、オムロンクラウドと接続できる遠隔モニタリング機能が搭載されています。これにより、PCやスマートフォンから自宅の太陽光発電の発電状況や蓄電池の充電状態などを確認でき、必要に応じて操作が可能です。これによって、外出先からでも自宅のエネルギー管理が行いやすくなっています。

コンパクトなデザイン


さらに、KPTPシリーズの蓄電池ユニットは国内最小クラス(2025年4月時点)のコンパクト設計を実現しており、インテリアとしても調和するスタイリッシュなデザインが特徴です。屋内に設置できるサイズでありながらも6.5kWhと9.7kWhの2種類から選ぶことができ、特に6.5kWhモデルは厚みがわずか137mmと非常に薄いため、さまざまな場所に違和感なく設置できます。

さらに、寒冷地でも利用できるよう、使用温度の下限を-15℃に拡張しました。これにより、これまで導入できなかった地域にも対応可能となり、幅広い家庭での利用を見込んでいます。

環境意識とエコ活


また、KPTPシリーズを導入したユーザーはオムロンが提供する「みんなでつくるエコ活サークル」に参加することで、太陽光発電システムで生成した電気を使用するだけでポイントも獲得でき、Amazonポイントなどに交換することができるため、環境意識の向上にも寄与しています。

オムロン ソーシアルソリューションズは、常に社会のニーズに応える技術革新を追求しており、今後も多様なソリューションを提供し、安心・安全な社会の実現に貢献していくことでしょう。新たなKPTPシリーズはその一環として、私たちの生活をより豊かにする可能性を秘めています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: オムロン 蓄電システム KPTPシリーズ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。