積水ハウスが「日経統合報告書アワード2024」で光るグランプリS賞の栄冠を獲得

積水ハウスが輝くグランプリS賞を受賞

積水ハウス株式会社は、令和5年に開催された日本経済新聞社主催の第4回「日経統合報告書アワード2024」で、名誉あるグランプリS賞を受賞しました。このアワードは、企業や団体が作成した統合報告書の中から企業価値向上や情報開示の優れたものを選出するもので、今回496社・団体が参加しました。積水ハウスの「VALUE REPORT 2024 - OUR ENGAGEMENT」は、全ての審査項目において参加企業の平均を上回り、最高評価であるA⁺を獲得したのです。

企業のビジョンが詰まった「VALUE REPORT 2024」

「VALUE REPORT 2024」は、積水ハウスが2022年から続けて発表している統合報告書で、サステナビリティレポートと融合した形で事業、財務、非財務の情報を包括的に紹介しています。今年度の報告書では、グローバルビジョンとして掲げる「わが家を世界一幸せな場所にする」という理念に基づいた取り組みが紹介されており、企業の独自性を示す心構えとして「SEKISUI HOUSE_SHIP」が定義されています。

報告書の中では、イノベーションやコミュニケーションを通じて生み出される唯一無二の価値に関するストーリーが展開されており、積水ハウスの歴史や現在、未来にわたる取り組みが一目で理解できる内容となっています。特に、ESG（環境・社会・ガバナンス）経営に関する各部門の部会長によるコミットメントも掲載されており、企業の姿勢が反映されています。

審査員からの高評価

日経統合報告書アワードの審査委員からは、以下のようなコメントが寄せられました。

- 「マテリアリティや戦略、KPIがしっかりと連動し、具体的な行動が理解しやすい内容。」
- 「情報開示量が豊富でありながら、具体的なトピックスや社員の声を盛り込み、読みやすさに工夫が見られ、非常に高い水準。」
- 「国際的な投資家への配慮が感じられ、経営資産や人的資産、カルチャーに基づいた深い洞察を与える報告書。」

特に、人的資本やESGに関するページが多いことが高く評価されており、未来に向けた価値創造の可能性を感じさせる内容が印象的です。

今後の展望

積水ハウスは、今後も「VALUE REPORT」の定期的な発行を通じて、適時・適切な情報開示を心がけるとともに、透明性を保ちながらESG経営のリーディングカンパニーになることを目指しています。社会への貢献への強い意志を持ち、これからも積極的な取り組みしていくことでしょう。

より詳細な情報は、積水ハウスの公式サイトで確認できます：VALUE REPORT 2024。また、「日経統合報告書アワード」の詳細はこちらからご覧ください。